Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーの開始、停止、情報取得時に使うコマンド一覧
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーのリソース情報取得、開始停止に使う、Azure CLIコマンドやAzure PowerShellコマンドレットの紹介です。
操作内容に合わせて、Azure CLIコマンドやAzure PowerShellコマンドレットを一覧形式でまとめています。
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーの開始、停止、情報取得コマンド一覧
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーは、Azureで提供されるマネージドデータベースサービスです。
フレキシブルサーバーの特徴の1つに、停止している間はコンピューティングの課金が発生しないという点があります。
使っていない間サーバーを停止させておくことで、コストを削減できます。
※なお、ストレージに対する課金はサーバー停止中も発生します。
確認に使用した環境
確認に使用したバージョンです。
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- PowerShell : 7.6.0
- Azure CLI : 2.84.0
- Az Module : 15.4.0
- Az.MySql : 1.5.1
こちらで作成したAzure Database for MySQL フレキシブルサーバー利用しています。
サーバー名は"mysql-01″としています。
Azureへのサインインやサブスクリプションで使用するコマンドについては、こちらで紹介しています。
Azure PowerShellの場合、Az.MySqlモジュールが必要
Azure PowerShellを使って、MySQLフレキシブルサーバーのインスタンスを操作する場合、Az.MySqlモジュールが必要となります。
コマンドレットが見つからない場合は、"Install-Module -Name Az.MySql"でモジュールをインストールします。
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーの一覧やインスタンス情報取得
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーの一覧取得やサーバー インスタンス情報取得時に使うコマンド(コマンドレット)一覧です。
| 実施内容 | Azure CLI | Azure PowerShell |
| サーバーインスタンスの一覧を取得する | az mysql flexible-server list –output table | Get-AzMySqlFlexibleServer |
| サーバーインスタンス情報を取得する |
サブスクリプション内 リソースグループ内 各リソース |
各リソース 各リソース 各リソース |
※Azure PowerShellの場合はFormat-Listを利用して一覧出力するようにしています。詳細はこちらを参照ください。
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーの開始、停止
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーの開始停止時に使うコマンド(コマンドレット)一覧です。
※Azure CLIを使ったサーバー停止時に"–no-wait"オプションを使うと、処理の完了を待たずにコマンドが完了します。Azure PowerShellの場合は"-NoWait"オプションになります。
※Azure CLIを使ったサーバー操作時に"–ids"オプションを使うと、リソースIDを利用して操作できます。
※Azure PowerShellを使ったサーバー操作時に"-InputObject"オプションを使うと、リソースIDを利用して操作できます。"-InputObject"オプションを使う場合には注意点があります。リソースIDの末尾に操作内容(例: /start、/stop)の付与が必要となります。
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーの強制フェイルオーバー
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーを強制フェイルオーバーさせる場合に使うコマンド(コマンドレット)の一覧です。
フェイルオーバー時はRestartを利用します。
※Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーでは、Azure CLIの"–failover"オプションで指定できる値は"Forced"のみです。PostgreSQLのような"Planned"オプションはありません。
Azure CLIを使ってAzure Database for MySQL フレキシブルサーバーを操作
サーバー インスタンスに関する情報を取得して表示
az mysql flexible-server showコマンドまたはaz mysql flexible-server listコマンドを使用して、MySQLフレキシブルサーバーのインスタンス情報を取得できます。
また、Azure PowerShellではGet-AzMySqlFlexibleServerコマンドレットを使用してリソース情報を取得できますが、取得できる情報に違いがある点に注意が必要です。
| サーバー インスタンスに関する情報を取得して表示 | |
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Azure CLIコマンドを使用したAzure Database for MySQL フレキシブルサーバーの操作例
Azure CLIコマンドを利用してAzure Database for MySQL フレキシブルサーバーを操作します。
| 操作内容 | コマンド実行内容 | |
| サーバーを停止 |
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| サーバーを開始 |
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| サーバーの電源ステータスを一覧表示 |
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| サーバーのコンピューティング情報を一覧表示 |
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| サーバーを強制フェイルオーバー |
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| 同一サブスクリプション内で起動しているサーバーをすべて停止 |
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| 同一サブスクリプション内で停止しているサーバーをすべて開始 |
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Azure PowerShellを使ってAzure Database for MySQL フレキシブルサーバーを操作
サーバー インスタンスに関する情報を取得して表示
Get-AzMySqlFlexibleServerコマンドレットを使ってMySQLフレキシブルサーバーのインスタンス情報が取得できます。
また、Azure CLIでは、az mysql flexible-server showコマンドを使用してリソース情報を取得できますが、取得できる情報に違いがある点に注意が必要です。
| サーバーのインスタンスに関する情報を取得して表示 | |
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Azure PowerShellコマンドレットを使用したAzure Database for MySQL フレキシブルサーバーの操作例
Azure PowerShellコマンドレットを利用して、Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーを操作します。
| 操作内容 | コマンド実行内容 | |
| サーバーを停止 |
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| サーバーを開始 |
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サーバーの電源ステータスを一覧表示 |
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| サーバーのコンピューティング情報を一覧表示 |
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| サーバーを強制フェイルオーバー |
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| 同一サブスクリプション内で起動しているサーバーをすべて停止 |
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| 同一サブスクリプション内で停止しているサーバーをすべて開始 |
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最後に
Azure Database for MySQL フレキシブルサーバーのAzure CLIコマンドやAzure PowerShellコマンドレットを、開始、停止、状態取得を中心に一覧形式でまとめました。
Azure CLIとAzure PowerShellでは取得できる情報や、同じ操作でも指定するオプションが異なる場合があるため、注意が必要です。
今回はサーバー情報の取得や開始・停止操作を中心にまとめていますが、ネットワーク設定、データベースの確認、リストアなどの操作も実施可能です。
引き続き、いろいろ試していきたいと思います。
Azure Database for PostgreSQL フレキシブルサーバーの開始停止時に使うコマンド一覧については、こちらで紹介しています。
Runbookを使ってAzure Database for MySQL フレキシブルサーバーの開始、停止をスケジュール化する方法については、こちらで紹介しています。
Azure CLIやAzure PowerShellのインストール手順については、こちらで紹介しています。

