過去のデプロイ履歴(ARMテンプレート)はリソースグループから参照出来る
Azureで削除したリソースを再度使いたいなぁと言う場合があったりします。
過去のデプロイ履歴を使うと同じリソースを再デプロイする事が出来ます。
今回はリソースグループでのデプロイ履歴参照から再デプロイ方法、ARMテンプレートダウンロードについて確認してみました。
リソースグループでデプロイ履歴を確認出来る
過去のデプロイ履歴はリソースグループで確認出来ます。
Azure Resource Manager でのデプロイ履歴の表示
リソースグループでデプロイ履歴を確認
リソースグループにデプロイと言うリソースメニューがあります。
こちらで過去のデプロイ履歴が確認出来ます。
| デプロイ履歴 | |
| デプロイを選択すると過去のデプロイ履歴を確認する事が出来ます。 |  |
デプロイ履歴は上限がある
デプロイ履歴には800件の上限があります。
上限に近づくと自動的に削除されます。
ロック制限があるとデプロイ履歴が削除されない
削除不可ロックをリソース グループに設定するとデプロイ履歴が削除されません。
デプロイ履歴が800件に達してしまうとデプロイ自体がエラーになってしまいます。
リソースをロックしてインフラストラクチャを保護する(ロック適用前の考慮事項)
デプロイ履歴を使って再デプロイやARMテンプレートダウンロード
こちらの仮想マシンデプロイ時の履歴を使って確認してみます。
https://www.tama-negi.com/2019/11/27/templete/デプロイ履歴から再デプロイ
デプロイ履歴からそのまま再デプロイが出来ます。
| デプロイ履歴から再デプロイ | |
| デプロイ履歴を選択します。 | |
| デプロイ履歴の詳細画面が表示されます。 再デプロイを選択します。 |
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カスタムデプロイ画面が表示されます。 確認と作成を選択すると再度同じリソースをデプロイする事が出来ます。 |
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デプロイ履歴からARMテンプレートをダウンロード
デプロイ時のARMテンプレートをダウンロードする事が出来ます。
| ARMテンプレートダウンロード | |
| デプロイ履歴の詳細画面でテンプレートを選択します。 |  |
| ARMテンプレートが表示されます。 ダウンロードを選択するとARMテンプレートをファイルで保管する事が出来ます。 |
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パラメータのARMテンプレートもデプロイ時の入力値が入ったものをダウンロードする事が出来ます。 ダウンロードしたARMテンプレートを使っても再度リソースをデプロイする事が出来ます。 |
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ARMテンプレートを使ったデプロイはこちらでやっております。併せて見て頂けると大変有難いです。
最後に
リソースグループ単位でデプロイ履歴が保管されています。
デプロイ履歴を使うと簡単に同じリソースをデプロイする事が出来ました。
難しい事なく使えたのでとても便利かと思いました。
引き続きARMテンプレート関連についても色々試してみたいと思います。