Power ShellでAzure Application Gatewayの起動停止
Azure Application Gatewayの起動停止を試してみました。
Application Gatewayで403エラーページを更新した際に反映されないという事象があったのですが、Application Gatewayを停止、起動したら改善するんじゃない?という事で確認してみました。
Azure Portal上で確認してみた所Application Gatewayの再起動は出来ませんでした。
そこで調べてみた所、Power Shellで出来そうだったので試してみた所上手く行きました。
今回はPower Shellでの再起動手順を残しておきます。
Azure Application Gatewayの停止、起動を行う
Application Gatewayの再起動はAzure Portalでは出来ない為、Power Shellを使って実施します。
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停止時:Stop-AzApplicationGateway
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起動時:Start-AzApplicationGateway
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#Application Gateway Restart PowerShell # APGW Parameter $ResourceGroupName = “Application Gatewayが所属するリソースグループ名" # APGW Stop Stop-AzApplicationGateway -ApplicationGateway $ag # APGW Start Start-AzApplicationGateway -ApplicationGateway $ag |
マイクロソフトサポート様から教えて頂いたコマンドになります。有難うございました。
Azure Application Gateway再起動時の重要な注意点
注意点として再起動後のグローバルIPが変わる事があります。
V1の場合グローバルIPが動的であるため、Application Gateway再起動により、グローバルIPが変わります。3回ほど実施してみましたが、100%変わりました。
対応としてはDNS登録時は、グローバルIPのFQDNをCNAMEで登録する事になります。
これが推奨なので通常はそういう設定されているかと思いますが、自分はIPアドレスをAレコードで登録していた為、接続できなくなり少し焦りました。
もう1点の注意点として、Application Gatewayを停止しても、課金は停止しない事があります。この点も注意が必要です。
Azure Application Gatewayのエラーページ更新について
今回、Application Gatewayの再起動でエラーページの更新をやったのですが、自分のやり方が間違ってました。
Application Gateway側にカスタムエラーページのキャッシュを持っており、これはカスタムエラーページのファイル名(もしくはパス)を変更して保存しない限り更新されないそうです。(公開情報にも記載がありました。)
Application Gatewayのエラーページの更新について、こちらにも記載しております。