Windows ServerのAzure VMでOSのディスクサイズを小さく作る
Azure VMをMarcket Placeから作成するとデフォルトでOSのディスクサイズが決められます。また作られたOSのディスクサイズは小さくすることが出来ません。
Windows OSの場合は128GBになります。ですがこんなに必要ないのにという事もあるかもしれません。こういう場合は、SmallDiskのイメージを使うとOSのディスクサイズを小さく作る事が出来ます。
マイクロソフトサイトでManaged Disksの価格を見てみると、128GBと32GBでは4倍の価格差になります。
Standard HDD 128GBとPremium SSD 32GBとほぼ同じ金額で利用する事が出来ます。
東日本の場合
128GB | 32GB | |
Premium SSD | 2,539.04円 | 680.11円 |
Standard SSD | 1,075.20円 | 268.80円 |
Standard HDD | 659.46円 | 172.04円 |
Windows OSのAzure VMには、Small Diskのイメージが存在します。
今回はSmall Diskのイメージを使ってWindows OSのAzure VMを構築してみました。
Small Diskイメージを使ってWindows OSのAzure VMを構築
Windows ServerでSmall DiskのAzure VMをAzure Portalを使って作ってみます。
1)Virtual Machinesのメニューで追加タブにある仮想マシンを選択します。
2)仮想マシンの作成画面が表示されますので、イメージにあるすべてのパブリックイメージおよびプライベートイメージを参照するを選択します。
3)Select an Imageの画面が表示されます。Windows Serverにある選択をクリックします。
4)Windows Serverのイメージが表示されます。頭に〔smalldisk〕とついているのが、OSのディスクサイズが小さいイメージになります。今回は〔smalldisk〕Windows Server 2019 Datacenterを選択します。
5)イメージの所に先ほど選択した内容が表示される事が確認出来ます。
後は、通常のAzure VM作成と同様の手順で作成を進めれば作業は完了です。
ディスクの追加も試してみました。
Small DiskイメージをWindows OSのディスクサイズを確認
実際に出来上がったAzure VMを確認してみます。
仮想マシンのディスクを選択すると、OSのディスクサイズが30GBで出来ている事が確認出来ます。
Windows ServerでOSディスク領域の拡張はこちら。