Azure VMのバックアップ設定、既存を置き換えたリストア、バックアップ停止
仮想マシン(Azure VM)のシステムバックアップ用サービスとしてAzure backup(Recovery Services コンテナー)が提供されています。
Recovery Services コンテナーを使って毎日システムバックアップを取得する事が出来ます。
仮想マシン(Azure VM)からのバックアップ設定、既存の仮想マシン(Azure VM)を置き換える形でのリストア、バックアップの停止まで纏めています。
仮想マシン(Azure VM)のバックアップ設定
Azure Backup(Azure Recovery Services コンテナー)とは?
Azure re Recovery Services コンテナーやバックアップリストアの種類についてはこちらで纏めています。
バックアップポリシーの作成などもこちらで纏めています。
併せて見て頂けると有難いです。
仮想マシン(Azure VM)でバックアップ設定
仮想マシン(Azure VM)(リソース名:test-vm-02)でバックアップ設定します。
Recovery Servicesコンテナーやポリシーはこちらで作成したリソースを利用します。
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- バックアップ設定内容
- Vault(Recovery Servicesコンテナー)
- 新規作成か既存のリソースを選択します。
- ポリシー
- ポリシーのサブタイプ
- バックアップポリシー
- Vault(Recovery Servicesコンテナー)
- バックアップ設定内容
バックアップ設定手順 | |
仮想マシンのリソースメニューでバックアップを選択します。 ※新規作成も出来ます。 |
![]() |
Create new(新規作成)を選択するとバックアップ設定と同時にRecovery Servicesコンテナーのリソースも同時に作成されます。 | ![]() |
初回バックアップ取得(今すぐバックアップ)
バックアップ有効化時に初回バックアップは実行されません。初回バックアップを手動実行する必要があります。
今すぐバックアップを使うとオンデマンドバックアップが出来ます。
既存の仮想マシン(Azure VM)を置き換えてリストア
既存の仮想マシン(Azure VM)を置き換えてリストア
既存の仮想マシン(Azure VM)を置き換えてリストアします。
既存の仮想マシン(Azure VM)を割り当て解除して実施する必要があります。
その他に仮想マシン(Azure VM)のリストアには新規仮想マシン(Azure VM)としてリストアする方法やディスクをリストアする方法もあります。
リストア後の仮想マシン(Azure VM)を確認
リストアされた仮想マシン(Azure VM)の設定状態を確認します。
リストア後の仮想マシン(Azure VM)には新規ディスク(Managed Disks)が接続されています。
リストア元の仮想マシン(Azure VM)に接続されていたディスク(Managed Disks)も残っています。
※ディスク(Managed Disks)にも課金が発生する為注意が必要です。必要無ければ削除します。
※ディスク(Managed Disks)以外の設定は既存の仮想マシン(Azure VM)の設定を引継ぎます。
バックアップの停止レベルは2種類ある
仮想マシン(Azure VM)のバックアップの停止レベルには2種類あります。
バックアップデータの保持を選択するとバックアップジョブだけが停止します。
項目 | バックアップデータの保持 | バックアップデータの削除 |
バックアップジョブ | 停止 | 削除 |
取得済みバックアップデータ | 保持 | 削除 |
バックアップ再開 | 出来る | 出来ない |
課金 | 継続する | 停止 |
バックアップの停止
バックアップデータを削除します。
新規仮想マシン(Azure VM)としてリストア
新規仮想マシンとしてリストアする手順はこちらに纏めています。
リストア方法の整理、Recovery Servicesコンテナーの作成、バックアップポリシーの作成手順も纏めています。
併せて見て頂けると有難いです。
バックアップジョブの監視の監視についてはこちらで試しております。