Windows ServerのOSディスクを拡張する手順(Azure VMでのディスクサイズ変更からボリューム拡張まで)

2020-12-12Azure,Managed Disks,Others,Virtual Machines,Windows

Windowsの仮想マシン(Azure VM)でのOSディスク拡張手順です。
Azure上でのディスクサイズ変更から、Windows OS上でのボリューム拡張までの手順を確認しています。
Windowsでのボリューム拡張は、システムのストレージ設定から行う手順とディスクの管理から行う手順を確認しています。

仮想マシン運用時にOSディスク領域を拡張したいケースもあるかと思います。
特にSmallDiskイメージで作成した場合は容量が不足しやすく、拡張が必要になることがあります。

今回は、SmallDiskイメージで作成したWindows ServerのOSディスクサイズを32GBから64GBへ拡張します。
併せて、WindowsでOS領域をボリューム拡張します。

※本記事では、Azure Virtual Machines(Azure VM)を仮想マシンとして表記しています。
※本記事では、Azure Managed Disksをディスクとして表記しています。
※本記事では、Windows Server 2025 Azure Editionを利用して手順を確認しています。

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Windows Serverの仮想マシンでOS領域のボリュームを拡張する手順

手順確認には、Small DiskのWindows Server 2025 イメージを利用して作成した仮想マシンを利用しています。

仮想マシンのOSディスクサイズの変更手順

ディスクのサイズを32GBから64GBへ拡張します。
OSディスクのオンライン拡張(VMを起動したままの拡張)はサポートされていません。
データディスクの場合は条件を満たせばオンライン拡張が可能ですが、OSディスクの場合は仮想マシンの割り当て解除が必要です。
仮想マシンを割り当て解除した状態で作業します。

なお、割り当て解除とは、Azure Portalなどで仮想マシン自体を停止した状態を指します。
OSのシャットダウンは停止状態ですが仮想マシン自体は割り当て解除されていません。

※ディスクサイズの縮小はサポートされていません。拡張のみ可能です。
※作業前にバックアップとして、ディスクのスナップショットを取得しておきます。
※OSディスクの最大容量は4,095 GiBです。MBRパーティションの場合は2 TiBまでの制限があります。

Windows 仮想マシンにアタッチされた仮想ハード ディスクを拡張する

OSディスクのサイズを拡張
ディスクのメニューを表示します。
OSディスクを選択します。
OSディスクを選択(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)

サイズおよびパフォーマンスを選択します。
ディスクのサイズ一覧が表示されます。
64GiBを選択して保存します。

※ストレージの種類にPremium SSDを選択している場合は、パフォーマンスレベルも変更できます。選択できるパフォーマンスレベルはディスクサイズにより異なります。

マネージド ディスクのパフォーマンス レベル

 

ディスクのサイズを変更して選択(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
ディスクのサイズを変更して選択(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
選択可能なディスクのパフォーマンスレベル(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
ディスクサイズが64GBに変更されていることを確認できます。

Azure CLIやAzure PowerShellを使用したディスクの拡張手順については、こちらで紹介しています。
Azure Portalを使用した手順も紹介しています。

Windows ServerでのOS領域ボリューム拡張手順(ストレージの設定から行う場合)

Windows ServerでOS領域のボリュームを拡張します。
ストレージの設定からボリュームサイズを変更します。

OS領域のボリュームを拡張
Windowsマークを左クリックします。
設定を選択します。
Windowsの設定画面を表示(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
システム設定のストレージを選択します。 システムの設定でストレージを選択(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
ストレージの詳細設定を選択します。
ディスクとボリュームを選択します。
ストレージの詳細設定でディスクとボリュームを選択(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
Windows(C:)と未割り当て領域があることを確認します。
Windows(C:)のプロパティを選択します。
サイズを変更を選択します。
変更後のサイズを指定します。
今回はボリュームを最大サイズに設定します。
OKを選択します。
OS領域のサイズを変更(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
OS領域を最大サイズに変更(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)

Windows(C:)のボリュームサイズが拡張されたことが確認できます。
未割り当て領域が表示されていないことも確認できます。

変更後のOS領域のサイズ(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
変更後のディスクとボリュームの状態(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
エクスプローラーでも、OS領域のボリュームが拡張されたことが確認できます。 変更後のシステムドライブのサイズを確認(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)

Windows ServerでのOS領域ボリューム拡張手順(ディスクの管理から行う場合)

Windows Server 2025上でOS領域のボリュームを拡張します。
ディスクの管理からボリュームサイズを変更します。

OS領域のボリュームを拡張
Windowsマークを右クリックします。
ディスクの管理を選択します。
ディスクの管理を選択(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
ディスク0にOS領域(Windows(C:)ドライブ)があります。
ディスク0に未割り当て領域も確認できます。
ディスクの管理で未割り当て領域を確認(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
Windows(C:) を右クリックします。
ボリュームの拡張を選択します。
ディスクの管理でボリュームの拡張(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
ボリュームの拡張ウィザードの開始画面が表示されます。
次へを選択して進めます。
ボリュームの拡張ウィザード開始画面(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)

選択されたディスクにディスク0が指定されていることを確認します。
ディスク領域を選択と最大ディスク領域の値が一致していることを確認します。
次へを選択します。

※ディスク領域(MB)を選択で指定した値が、拡張されるディスク容量を指します。ボリュームサイズの合計は、拡張後のボリュームサイズを指します。

ボリュームの拡張ウィザードでディスクの選択(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
ボリュームの拡張ウィザードの完了画面が表示されます。
完了を選択します。
ボリュームの拡張ウィザードの完了画面(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
ディスクの管理でボリュームの拡張を確認します。
Windows(C:)のボリュームサイズが拡張されたことを確認できます。
ボリュームの拡張後のディスクの管理(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)
エクスプローラーでも、OS領域のボリュームが拡張されたことが確認できます。 ボリュームの拡張後のドライブ情報(Windows Serverの仮想マシンでOS領域を拡張する手順)

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最後に

Windows Serverの仮想マシンでのOSボリューム領域の拡張手順について確認しました。
仮想マシンの割り当て解除が必要になる点や、サイズを小さくすることができない点には注意が必要ですが、とても簡単に設定できることが分かりました。
環境や利用用途によりますが、最初は小さいサイズで作成しておき、適宜拡張していくことで、コストを抑えることができそうです。

引き続き、いろいろ試してみたいと思います。

Windowsの仮想マシンへデータディスク追加手順については、こちらで紹介しています。

仮想マシンの起動停止に合わせてディスクの種類を変更してコスト削減する方法については、こちらで紹介しています。

WindowsOSの仮想マシンでRAID構成を組む場合の手順は、こちらで紹介しています。
また、DiskSpdを使用して、パフォーマンス(IOPSやスループット)も測定しています。

Linuxでのデータディスクサイズ変更手順は、こちらで紹介しています。

ディスクのまとめについては、こちらで紹介しています。

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