Windows Server のAzure VMでOSのディスクサイズを拡張する

2020-12-12Azure,Managed Disks,Virtual Machine,Windows

 Azure VM(仮想マシン)をMarcket Placeのイメージを使って作成すると、標準でOSのディスクサイズが決められています。

Windows Serverのイメージでは、標準のOSディスクサイズは128GBです。
SmallDiskのイメージの場合は30GBになります。

Azure VM(仮想マシン)作成後にOSディスク領域を拡張したいという事があるかと思います。
特にSmallDiskのイメージで作成した場合は足りないので拡張したいという事もあるかと思います。

今回はSmall DiskのAzure VM(仮想マシン)イメージで作成したWindows Server2019のOSディスクサイズを30GB→64GBへ拡張してみます。

※2023年2月に画面イメージの更新と記事の修正しました。

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Windows ServerのAzure VM(仮想マシン)でOSディスクサイズを変更

作業対象のAzure VM(仮想マシン)

今回はこちらで作成したAzure VM(仮想マシン)を利用します。

Managed Disks(ディスク)のサイズを変更

Managed Disks(ディスク)のサイズを32GBから64GBへ拡張します。
Azure VM(仮想マシン)は割り当て解除した状態で作業します。

※OSディスクはオンラインでの拡張はサポートされていません。

Managed Disks(ディスク)を拡張
仮想マシンでディスクのリソースメニューを表示します。
OSディスクを選択します。
ディスクのリソースメニューでサイズおよびパフォーマンスを選択します。
ディスクのサイズ一覧が表示されるので64 GiBを選択し保存します。
サイズが64GBになっている事が確認出来ます。

Windows OSでディスクサイズ変更(ボリューム拡張)

Windows Server 2019上でOS領域をボリューム拡張します。

OS領域をボリューム拡張
Windows マークを右クリックします。
ディスクの管理を選択します。
コンピューターの管理でディスクの管理が表示されます。
ディスク0が64GBになっている事が確認出来ます。
ディスク0にOS領域(WindowsのCドライブ)があり、未割り当て領域も確認出来ます。
Windows(C:)を右クリックするとボリュームの拡張というメニューが表示されますので選択します。
ボリュームの拡張ウィザードの開始画面が表示されます。
次へで進めます。

選択されたディスクにディスク0が選択されている事を確認します。
ディスク領域を選択と最大ディスク領域の値が合致している事を確認します。

※ディスク領域(MB)を選択で指定した値が拡張するディスク容量を指します。ボリュームサイズの合計が拡張後のボリュームサイズを指します。

ボリュームの拡張ウィザードの完了が表示されます。
完了をクリックします。
ディスクの管理で確認します。
Windows(c:)のボリュームサイズが拡張されているのが分かります。
エクスプローラーでも拡張している事が確認出来ます。

最後に

Windows ServerでOSボリューム領域の拡張をやってみました。
Azure VM(仮想マシン)の割り当て解除が必要になる点、サイズを小さくする事が出来ない点には注意が必要ですが、とても簡単に設定できる事が分かりました。

環境によりますが最初は小さいサイズで作成しておき、適時拡張していくかデータディスクディスクを利用する方がコストを抑える事が出来そうです。

Azure VM(Windows)へディスク追加はこちら。

WindowsOSの仮想マシンでRAID構成を組む場合はこちら。

Linuxでのディスクサイズ変更はこちら。

マネージドディスクのパフォーマンスレベルの変更についてはこちら。

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