Windows Server のAzure VMでOSのディスクサイズを拡張する
Azure VMをMarcket Placeから作成するとデフォルトでOSのディスクサイズが決められています。
デフォルトのWindows Serverのイメージでは128G、SmallDiskのイメージを使うと30GBでOSのディスクサイズを作成する事が出来ます。
SmallDiskのイメージで作成した後に足りないので少し拡張したいという事もあるかと思います。
今回はSmall DiskのAzure VMイメージで作成したWindows Server2019を使って、OSディスクサイズを30GB→64GBへ拡張してみます。
Windows ServerでSmallDiskのイメージを使ったデプロイはこらを参照願います。
Azure VMのOSディスクサイズを変更する
まずはAzure VMのディスクサイズ変更を行います。
1)Virtual Machinesのメニューで設定にあるディスクを選択します。OSディスクのサイズを確認した後にOSディスク名をクリックします。
2)ディスクの画面が表示されますので、設定にあるサイズをおよびパフォーマンスを選択します。サイズの一覧の中から64GBを選択しサイズ変更をクリックします。
これでAzure VMのディスクサイズ変更は終わりです。
実際に仮想マシンのディスクサイズを確認すると64GBに変更されている事が確認出来ます。
Small DiskイメージをWindows OSのディスクサイズを確認
Windows Server上でOSディスクボリュームの拡張を行います。
1)Windows Serverにログイン後、Windowsボタンをクリックするとメニューが表示されます。Windows管理ツールを選択します。
2)管理ツール内にあるコンピュータの管理を選択します。
3)コンピュータの管理が表示されるのでディスクの管理を選択します。ディスク0がOSディスク領域になります。ディスクサイズが増えた34GB分未割り当てになっている事が確認出来ます。
4)現在OSがインストールされている、Windows(C:)を右クリックするとボリュームの拡張というメニューが表示されますので選択します。
5)ボリュームの拡張ウィザードの開始画面になります。次へをクリックして進めます。
6)ディスクの選択でディスク0が選択されている事を確認します。ボリュームサイズの合計が拡張後のディスクサイズになります。
※少しややこしのですが、最大ディスク領域は追加可能な最大のディスク容量を指し、拡張後のディスク容量を指す訳ではありません。
7)ボリュームの拡張ウィザードの完了が表示されますので完了をクリックします。
これでOSディスク容量の拡張作業は完了です。
実際に確認してみると、未割り当ての領域分拡張している事が分かります。
また、エクスプローラーで確認してもディスク容量が増えている事が分かります。
Azure VM(Windows)へディスク追加はこちら。
Linuxでのディスクサイズ変更はこちら。