(2021年版)Azureで無料のSendGridのアカウントを作成する

2021年1月からAzure Marketplaceで無償版(Free)のSendGridが選択できなくなっているようです。

なんとかできないかと試してみた結果、SendGridのサイトから直接アカウント作成する事で無償版(Free)が利用できそうでした。SendGridで無償アカウントを作成する手順を纏めてみました。おまけでARMテンプレートを使ったAzure 上でのSendGridアカウント作成(無料アカウント)も試してみました。

AzureではSMTP25番ポートを利用した通信(インターネット向け)が禁止されており、Azure上からのメール送信はSendGrid等の利用が推奨されております。

Azure でのアウトバウンド SMTP 接続に関する問題のトラブルシューティング(公式)

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SendGridアカウント無償版(Free)を作成する

SendGridの無償版(Free)アカウント作成してみます。

AzureでSendGridアカウントを作成する方法

SendGridのアカウントを作成するには主に以下の方法があります。一番ポピュラーなのはAzure MarketPlaceを利用する方法かと思いますがこの場合は無料版が利用できなくなっています。

アカウント作成方法 無料版有無
Azure MarketPlaceを利用する 無し(ただしおまけの方法で作成可)
SendGridに直接アカウントを作成する 有り
構造計画様のサイトでSendGridのアカウントを作成する 有り

構造計画様とSendGridの契約して利用する場合は以下のような特徴があるようです。

        • 日本語のサポートが受けられます。
        • ドメイン自体を保有者のみが申請契約可能だそうです。(別会社の人が代理で申請と言う事は出来ないそうです。)
        • 無料プランもあるようです。
        • 詳細はこちら。価格の詳細はこちら

※今回は構造計画様でのアカウント作成については試しておりません。
※SendGridに直接アカウントを作成する方法、構造計画様のサイトでSendGridのアカウントを作成する方法はAzure関係なく利用可能です。
※Azure MarketPlaceを利用して作成する方法はこちら。(手順は無償版ですがBronze以上であればこちらの方法でアカウント作成可能)

Azure PortalからSendGridのアカウント作成(SendGridにで作成)

SendGridで直接作成する事で無料版のアカウントが作成出来そうなので試してみます。直接SendGridのURLを指定する方法もありますが今回はAzure Portalから実施してみます。

1)Azure PortalのメニューでSendgridと入力します。

2)SendGridの作成画面が表示されますので、作成をクリックします。

3)Send Gridのアカウント設定画面が表示されます。設定はせずにLearn moreを選択します。

 

4)SendGridのプラン選択画面が表示されます。Start For Freeを選択します。

直接作成する場合はこちらのアドレスを指定します。

https://sendgrid.com/

5)作成画面が表示されます。SendGridアカウントで利用するメールアドレスとパスワードを入力します。

Azure Portalのアカウントと関連しなくても問題はありません。アカウント作成確認メールを受信できるアドレスを指定します。

6)アカウント設定画面が表示されますので自身の佳境に合わせて入力します。入力が完了したらGet Started!をクリックします。

確認メールが届きますので2段階認証設定を行います。

SendGridの2段階認証を設定する

アカウント作成時に設定したメールアドレスに確認メールが来ますので設定を進めます。

1)アカウント設定したメールアドレスに確認メールが届きます。届いたメールでLogin to Verify a Single Senderをクリックします。
2)SendGridのログイン画面が表示されます。アカウント作成時に指定したメールアドレス、パスワードを入力しログインします。
3)2段階認証設定画面が表示されます。今回はSMSを利用します。SMSを選択しNextをクリックします。
4)SMS認証を行う電話番号を入力しNextをクリックします。
5)設定した携帯電話にSMSが届きます。SMSに表示されている7桁のコードを入力します。
6)認証が完了すると設定が完了したメッセージが表示されます。Go to loginをクリックします。

7)SendGridのログイン画面が表示されますのでユーザー名(メールアドレス)とパスワードを入力しLoginをクリックします。

2段階認証として携帯電話にSMSが届きます。SMSに記載の認証コード(7桁)を入力します。

8)Loginが終わると設定画面が表示されます。

これでSendGridアカウントの作成は完了です。

SendGridを使ってメール送信する時の認証設定

SendGridを使ってメール送信を行う為には送信者認証もしくはドメイン認証の設定を行う必要があります。SendGridメール送信時の認証設定についてはこちらの記事を参照ください。

(おまけ)ARMテンプレートを利用してSendGridアカウントをデプロイする

ARMテンプレートを使ってSendGridアカウントをデプロイする方法を試してみました。

1つのAzureサブスクリプション上で作成できるSendGridのアカウントには上限がある

Azure MarketPlaceを利用してSendGridのアカウントを作成する場合には上限値があります。サブスクリプションあたり1つのアカウントまでしか作成できません。

SendGridのARMテンプレートを作成する

過去作ったアカウントを参考にやってみようかと思ったのですが、リソースグループでテンプレートを探しても見つかりませんでした。Google先生で調べた結果いくつかサンプルっぽいのがあったのでそれを参考に作成してみました。コピペだとエラーになるケースがありますのでこちらのファイルをご利用下さい。

{
    “$schema": “http://schema.management.azure.com/schemas/2015-01-01/deploymentTemplate.json#",
    “contentVersion": “1.0.0.0",
    “parameters": {
        “name": {
            “type": “string"
        },
        “location": {
            “type": “string"
        },
        “plan_name": {
            “type": “string",
            “defaultValue": “free"
        },
        “plan_publisher": {
            “type": “string",
            “defaultValue": “sendgrid"
        },
        “plan_product": {
            “type": “string",
            “defaultValue": “sendgrid_azure"
        },
        “plan_promotion_code": {
            “type": “string",
            “defaultValue": “"
        },
        “password": {
            “type": “secureString"
        },
        “email": {
            “type": “string"
        },
        “firstName": {
            “type": “string"
        },
        “lastName": {
            “type": “string"
        },
        “company": {
            “type": “string"
        },
        “website": {
            “type": “string"
        },
        “acceptMarketingEmails": {
            “type": “string",
            “defaultValue": “0"
        }
    },
    “resources": [
        {
            “apiVersion": “2015-01-01",
            “name": “[parameters('name’)]",
            “type": “Sendgrid.Email/accounts",
            “location": “[parameters('location’)]",
            “plan": {
                “name": “[parameters('plan_name’)]",
                “publisher": “[parameters('plan_publisher’)]",
                “product": “[parameters('plan_product’)]",
                “promotionCode": “[parameters('plan_promotion_code’)]"
            },
            “properties": {
                “password": “[parameters('password’)]",
                “acceptMarketingEmails": “[parameters('acceptMarketingEmails’)]",
                “email": “[parameters('email’)]",
                “firstName": “[parameters('firstName’)]",
                “lastName": “[parameters('lastName’)]",
                “company": “[parameters('company’)]",
                “website": “[parameters('website’)]"
            }
        }
    ]}

テンプレート機能を使ってカスタムデプロイする

カスタムデプロイ機能を使ってSendGridのデプロイをやってみます。

1)カスタムデプロイのメニューを選択します。エディターで独自テンプレートを作成するをクリックします。

2)テンプレートの編集画面が表示されます。ARMテンプレートのJSONファイルを読み込むか、編集欄に作成したテンプレートを貼り付けます。保存をクリックします。

3)パラメータの入力画面が表示されますので環境に合わせて入力します。入力が終わったら確認および作成をクリックします。

※東日本の場合はLocationはeastjapanになります。

※Plan_promotion_Codeの入力は必要ありません。

4)確認と作成画面が表示されますので、内容を確認し問題が無ければ作成をクリックします。

※1つのサブスクリプションに1つのSendGridアカウント(Free)しか許可されないようです。無償のアカウントを複数作成しようとするとデプロイ時にエラーになります。

これでSendGridアカウントのカスタムデプロイは完了です。