Automationアカウント初期作成時のモジュール

 

AzureでAutomationアカウントを新規作成した場合、モジュール(Runbook上でPower Shell等を動作させる為のモジュール)は既定のバージョンになります。
この既定のバージョンが非常に古いバージョンになっています。その為RunBookが動かないケースがあります。

実際に、モジュールにAzureRM.Profile は存在していても、モジュールの既定のバージョン (1.0.3)であったため、Connect-AzureRmAccounが使えないケースがありました。

また、Automationアカウント初期作成時にはAZモジュールが入ってません。

今回は、Automationアカウントを新規作成、モジュール更新、AZモジュールのインストールを試してみました。

1.Azure Portalを使ってAutomationアカウントを作成する

まず最初にAzure Portalを使ってAutomationアカウントを作成してみます。

Automationアカウントのメニューを選択すると下記画面が表示されるので、追加をクリックします。

下記画面が表示されるので、名前、リソースグループ、場所を選択し作成します。

これで、Automationアカウントの作成は完了です。

2.Automationアカウントのモジュール更新ボタンは使用できない

Automationアカウントのモジュールを確認してみます。モジュールを選択すると下記の通り利用可能なモジュールが表示されます。

実際にバージョンを確認すると古いバージョンになっている事が分かります。(最終更新日は新しいのですが、実際のモジュールバージョンは古いものになります)

Automationアカウントのメニューでモジュール更新ボタンをクリックすると以下のメッセージが表示されます。
しかし、残念な事に実際に更新ボタンをクリックすると、更新機能は廃止されましたというメッセージが表示され更新が出来ません。

3.Automationアカウントのモジュールの更新を確認する(Update-AutomationAzureModulesForAccount を使う)

モジュールの更新に関する詳細情報をクリックすると、以下のURLが表示されます。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/automation/automation-update-azure-modules

実際の更新手順を確認すると、RunBookにモジュールアップデートを行うPower Shellを作成して行うようです。

4.Automationアカウントのモジュールの更新してみた

実際にAutomationアカウントのモジュール更新をやってみます。

1) 以下サイトで、”Update-AutomationAzureModulesForAccount.ps1″ をクリックする。

https://github.com/Microsoft/AzureAutomation-Account-Modules-Update

2) RAWボタンをクリックし、PowerShellスクリプトをコピーします。

3)テキストエディタ等にペーストし、”Update-AutomationAzureModulesForAccount.ps1″ として保存します。

4)Automation アカウントを開き、[Runbook] から [Runbook のインポート] をクリックします。

5)ファイルの選択にて先ほどの “Update-AutomationAzureModulesForAccount.ps1” を選択します。
Runbookの種類は、PowerShellを選択し、[作成] をクリックします。

6)インポート後、編集を選択し、編集画面にて、そのまま公開をクリックします。

7)作成したRunbook にて [開始] をクリックします。

8)実行すると、右側にRunBookの開始、パラメータが表示されます。
“RESOURCEGROUPNAME” に対象 Automation アカウントのリソースグループ名を入力します。
“AUTOMATIONACCOUNTNAME” に対象 Automation アカウント名を入力します。

9)入力が終わったら、[OK] にて実行します。

10)ジョブが正常終了したら、 モジュールが更新されてます。(初回は結構時間がかかります。)

これで更新作業は完了です。ただ更新されないモジュールもあるようです。この編は個別にダウンロードして対応する必要がありそうです。

5.Automationアカウント初期作成時にはAzモジュールが入っていない

モジュールの画面を見ると、Automationアカウントで最初に入っているのは、AzureRMモジュールが入っておりAZモジュールは入っていません。

AZモジュールを使う場合は追加が必要になります。

なお、1つのAutomationアカウントでAzモジュールとAzureRMモジュールの併用して利用する事は出来ないそうです。

Azモジュールの追加をします。モジュールギャラリーを選択し、検索ボックスにAzと入力するとAz関連のモジュールが表示されます。

Az.Accountsを選択すると下記画面が表示れますので、インポートクリックします。

これでモジュールのインポート作業は完了です。

Az系のモジュールについては、依存関係の都合上Az.Accountsを一番最初にインポートする必要がありそうです。