Azure VMの操作や情報取得に使うAzure CLIとPowerShellコマンド(開始/停止/割り当て解除/休止/ステータス確認)
仮想マシン(Azure VM)のリソース詳細情報取得から開始、割り当て解除、休止状態、ステータス確認時に利用するAzure CLIやAzure PowerShellを一覧形式にまとめています。
仮想マシンの開始、停止、休止、割り当て解除まで、一連の流れを仮想マシンの電源状態を確認しながら実行した例も紹介しています。
また、仮想マシンの再デプロイや再適用方法、割り当て解除せずに仮想マシンを停止する場合や、休止状態に使用するコマンドも紹介しています。
※本記事内では、Azure Virtual Machines(Azure VM)を仮想マシンと表記しています。
仮想マシンの詳細情報取得や開始、停止、ステータス確認に使うコマンド一覧
確認時に利用したバージョン
確認に使用したバージョンです。
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- PowerShell : 7.6.0
- Azure CLI : 2.84.0
- Az Module : 15.4.0
- Az.Compute : 11.4.0
Azure CLIやAzure PowerShellに関する公式ドキュメントはこちらです。
仮想マシンのリストや詳細情報を取得
仮想マシンのリストや詳細情報を取得する際に使用するAzure CLIおよびAzure PowerShellのコマンドの一覧です。
| 操作内容 | Azure CLI | Azure PowerShell |
| 仮想マシンのリストを取得 | az vm list –output table | Get-AzVM |
| 仮想マシンのリストを取得 (リソースグループ指定) |
az vm list –resource-group “リソースグループ名" –output table | Get-AzVM -ResourceGroupName “リソースグループ名” |
| 仮想マシンの詳細情報を取得 | サブスクリプション内の仮想マシンすべて az vm list –show-details リソースグループ内の仮想マシンすべて az vm show -d –ids $(az vm list –resource-group “リソースグループ名" –query “[].id" -o tsv) 仮想マシンを指定して取得 |
仮想マシンを指定して取得 Get-AzVM -ResourceGroupName “リソースグループ名" -name “VM名" |
※Azure CLIでは、–resource-groupパラメーターを-g、–nameパラメーターを-nと略記して使用できます。
仮想マシンの電源ステータスを取得
仮想マシンの電源ステータスを取得する際に使用するAzure CLIおよびAzure PowerShellコマンドの一覧です。
| 操作内容 | Azure CLI | Azure PowerShell |
| 仮想マシンのステータスを取得 | 仮想マシンを指定して取得 az vm get-instance-view –resource-group “リソースグループ名" –name “VM名" –query instanceView.statuses[1] –output table |
サブスクリプション内の仮想マシンすべて Get-AzVM -Status |ft Name,PowerState リソースグループ内の仮想マシンすべて 仮想マシンを指定して取得 |
※Azure CLIでは、–resource-groupパラメーターを-g、–nameパラメーターを-nと略記して使用できます。
※Azure PowerShellでは、ft(Format-Table)コマンドレットを利用して、表示項目をNameとPowerStateのみに絞っています。
仮想マシンの開始、停止、休止状態、割り当て解除、再起動、再デプロイ、再適用
仮想マシンの開始、再デプロイ、再適用、割り当て解除、休止状態に使用するAzure CLIおよびAzure PowerShellコマンドの一覧です。
停止する場合は、電源オフのみを行う場合、休止状態にする場合、割り当て解除まで行う場合の3つの方法があります。
なお、休止状態にするためには、仮想マシン側で休止状態が有効化されている必要があります。
休止状態では、メモリの内容がOSディスクに保存され、再開時に元の状態に復元されます。
※Azure CLIでは、–resource-groupパラメーターを-g、–nameパラメーターを-nと略記して使用できます。
※再起動、再デプロイ、再適用の違いについては公式ブログを参照してください。
仮想マシンのステータスと課金の関係については、こちらで紹介しています。
ステータスと課金発生状況を一覧形式で紹介しています。
割り当て解除忘れ対策も紹介しています。
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Azure CLIを使用した仮想マシンの操作(開始、停止、割り当て解除、休止)や情報取得例
仮想マシンのリストや詳細情報の取得例
az vm list、az vm show、az vm get-instance-viewコマンドを使用して仮想マシンの情報を取得した例です。
az vm showとaz vm get-instance-viewコマンドでは、取得できる内容が異なります。
また、Azure PowerShellを使用した場合と、Azure CLIを使用した場合でも取得できる内容が異なります。
コマンドの実行結果例は、Windows Server 2025 Datacenter Azure Editionの場合です。
OSの種類や仮想マシンの設定によって、取得結果の内容は異なります。
| 仮想マシンの情報を取得して表示 | |
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【リスト表示】
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【az vm showを利用した場合】
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【az vm get-instance-viewを利用した場合】
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仮想マシンの操作例(開始、停止、割り当て解除、休止、電源状態確認)
仮想マシンの開始から割り当て解除まで、一連の流れを1つずつコマンドの実行結果を確認しながら実行します。
コマンドの実行と同時に、仮想マシンのステータスも確認します。
※コマンドの実行例は、仮想マシン名がvm-01の場合を例としています。
| 操作内容 | コマンド実行結果 | |
| 開始前の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 仮想マシンを開始 |
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| 実行状態の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 仮想マシンを停止 (電源オフ) |
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| 停止中の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 仮想マシンを割り当て解除 |
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| 割り当て解除中の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 仮想マシンを休止 |
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| 休止状態の仮想マシン (ステータス確認) |
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Azure PowerShellを使用した仮想マシンの操作(開始、停止、割り当て解除、休止)や情報取得例
仮想マシンのリストや詳細情報の取得例
Get-AzVMコマンドを使用して仮想マシンの情報を取得した例です。
Azure PowerShellを使用した場合と、Azure CLIを使用した場合でも取得できる内容が異なります。
コマンドの実行結果例は、Windows Server 2025 Datacenter Azure Editionの場合です。
OSの種類や仮想マシンの設定によって、取得結果の内容は異なります。
| 仮想マシンの情報を取得して表示 | |
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【リスト表示した場合】
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【Get-AzVMコマンドレットで仮想マシンの情報を表示した場合】
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【Get-AzVMコマンドレットでstatusパラメーターを使って仮想マシンの情報を表示した場合】
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仮想マシンの操作例(開始、停止、割り当て解除、休止、電源状態確認)
仮想マシンの開始から割り当て解除まで、一連の流れを1つずつコマンドレットの実行結果を確認しながら実行します。
コマンドの実行と同時に、仮想マシンのステータスも確認します。
※デプロイ済みの仮想マシン(ホスト名:vm-01)を例に確認しています。
| 操作内容 | コマンド実行結果 | |
| 開始前の仮想マシン (ステータス確認) |
|
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| 仮想マシンを開始 |
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| 開始中の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 実行中の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 仮想マシンを停止 (電源オフ) |
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| 停止中の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 停止状態の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 仮想マシンを割り当て解除 |
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| 割り当て解除状態の仮想マシン (ステータス確認) |
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| 仮想マシンを休止 |
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| 休止状態の仮想マシン (ステータス確認) |
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最後に
今回は、仮想マシンの開始から割り当て解除までの一連の流れで利用するAzure CLI(コマンド)やAzure PowerShell(コマンドレット)をまとめました。
再適用や再デプロイのコマンドに加え、休止状態のコマンドについても一覧形式でまとめています。
Azure CLIとAzure PowerShellでは、出力される内容が異なる場合があることも確認しています。
引き続き、いろいろ試してみたいと思います。
Azureへのサインイン方法については、こちらで紹介しています。
Azure CLIやAzure PowerShellでのサインイン方法、サブスクリプションの切り替え手順も紹介しています。
VS CodeへのAzure CLIやAzure PowerShellのインストール手順については、こちらで紹介しています。
Rocky LinuxへのAzure PowerShellやAzure CLIのインストール手順については、こちらで紹介しています。
Azure Cloud Shellの使い方については、こちらで紹介しています。
Azure PowerShellを使用して、仮想マシンのステータス、IPアドレス、ディスク設定を一括で取得する方法を紹介しています。
PowerShellのRunbookを利用して仮想マシンを起動する方法については、こちらで紹介しています。
Logic Appsを利用した仮想マシンの起動方法については、こちらで紹介しています。

