Azure CLIやAzure PowerShellをVisual Studio Codeで使う
Visual Studio Code(VS Code)でAzure CLIやAzure PowerShellを使う為の設定手順纏めです。
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- 主な手順
- Azure CLI
- WindowsへAzure CLIをインストール
- Azure CLIの拡張機能をVisual Studio Code(VS Code)にインストール
- Visual Studio Code(VS Code)でAzure CLIを実行
- Azure PowerShell
- PowerShellのインストール(アップデート)
- Visual Studio Code(VS Code)のPowerShellバージョン切り替え
- Azure PowerShellのインストール
- Visual Studio Code(VS Code)でAzure PowerShellを実行
- Azure CLI
- 主な手順
※Windows10を利用して確認しています。
※2023年9月に加筆修正しています。
Visual Studio Code(VSCode)でAzure CLIを使う
Visual Studio Code(VSCode)のセットアップ
Visual Studio Code(VSCode)のセットアップ手順はこちらの記事に纏めています。
Windows10にAzure CLIをインストール
Azure CLIをWindowsにインストールします。
※Azure CLIのパスは自動的に追加されます。パスを追加しなくても実行できます。
Azure CLIコマンドを実行
Visual Studio Code(VS Code)上でAzure CLIのコマンドを実行します。
Azureへのサインインで確認します。
Azure CLIコマンドを実行 | |
メニューからターミナルにある新しいターミナルを選択します。
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ターミナルの画面が表示されます。 |
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サインイン画面が表示されます。 ※サインイン後はブラウザを閉じます。 |
Azure CLI Toolsの拡張機能をインストール
Visual Studio Code(VSCode)に拡張機能(Azure CLI Tools)をインストールします。
Azure CLI Toolsインストール手順 | |
左側にある拡張機能のボタンをクリックします。
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Azure CLIのファイルを保存、実行
Azure CLIのファイル保存、実行できるかを確認します。
az loginでAzureへサインインします。
※デバッグを行う場合はデバッガの拡張機能を別途インストールする必要があります。
Azure CLIでのサインイン方法についてはこちらに纏めています。
併せて見て頂けると有難いです。
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PowerShell7のインストールからバージョンを切り替え
PowerShellのバージョン確認
Visual Studio Code(VSCode)でPowerShellバージョンを確認します。
PowerShellバージョン確認 | ||
$PSVersionTableでPowerShellのバージョンを確認します。 ※2023年9月現在の情報です。 |
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Wingetツールを使ってPowerShell 7をインストール
Wingetツールを使うとWindows 10 および Windows 11でアプリケーションのインストールやアップグレード、削除などができます。
Winget ツールを使用したアプリケーションのインストールと管理
Wingetツールを使ってPowerShellのインストールが出来ます。
Winget を使用して PowerShell をインストールする
インストーラーをダウンロードしてインストールも可能です。
GitHubから最新のPowerShellをダウンロードしてインストールします。
※PowerShellのバージョンが5.1がアップデートされる訳ではありません。5.1と7.3が同居した形になります。
Visual Studio Code(VSCode)で使うPowerShellのバージョンを7に切り替える
PowerShell7をインストールしただけではVisual Studio Code(VSCode)で利用されるPowerShellのバージョンは切り替わりません。
PowerShellのバージョンは5のままになっています。
切り替える必要があります。
PowerShellのバージョンを7に切り替え | ||
メニューの表示にあるコマンドパレットを選択します。 |
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PowerShell: Show Session Menuと入力選択します。
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$PSVersionTableでPowerShellのバージョンを確認します。 ※2023年9月現在の情報です。
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PowerShellの拡張機能をインストール
Visual Studio Code(VS Code)に拡張機能(PowerShell)をインストールします。
PowerShellの拡張機能をインストール手順 | |
左側にある拡張機能のボタンをクリックします。 |
Visual Studio Code(VSCode)でAzure PowerShellを使う
Azure PowerShellをインストール
Azure PowerShellのモジュールを追加インストールが必要になります。
Windows に Azure PowerShell をインストールする
※Visual Studio Code拡張機能ではなくPowerShellのモジュールインストールになります。
Azure PowerShellインストール | ||
Azure PowerShellをインストールする前の確認設定作業です。
※PowerShellのポリシーはインストール後元に戻すようにします。
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Visual Studio Code(VS Code)のターミナルでAzure PowerShellをインストールします。
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Visual Studio Code(VS Code)でAzure PowerShellを実行
Visual Studio Code(VS Code)でAzure PowerShellを実行してみます。
Azureへのサインインを例に確認してみます。
Azure PowerShellの確認 | |
左側のメニューでPowerShellのマークを選択するとPowerShellのコマンドレットが表示されます。 ※直接入力でも同じです。 |
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メニューのファイルで名前をつけて保存を選択します。(Ctrl+Shift+Sでも同じです。) |
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ファイルの種類でPowerShellを選択します。 |
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メニューの表示にあるコマンドパレットを選択します。(Ctrl+Shift+Pでもコマンドパレットを表示できます。) PowerShell Runと入力、選択します。
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ポップアップでサインイン画面が表示されます。 Azure PowerShellをVisual Studio Code(VSCode)で扱える事を確認出来ました。 |
Azure PowerShellでのサインイン方法の詳細はこちら。
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最後に
Visual Studio Code(VS Code)でAzure CLIやAzure PowerShellを使う為に必要な設定手順について纏めてみました。
PowerShellのインストール、バージョン切り替え手順なども併せて確認しています。
今回はAzureへのサインインで確認していますがVisual Studio Code(VS Code)上で色々なAzureリソースの操作が出来ます。
今後も色々試してみたいと思います。
Visual Studio Code(VS Code)のインストールや日本語化の手順についてはこちらに纏めています。