Azure Portalのテンプレート機能を使ってAzure VMをデプロイする
Azure Portalを確認しているとテンプレートというメニューがありました。
テンプレートという機能を使うと、各アイテムのARMテンプレートを保存やそのテンプレートを使用してデプロイする事が出来るそうです。
今回は、テンプレート機能を使って、Azure VMのARMテンプレート登録からデプロイまでを試してみました。
Azure VMをデプロイする為のARMテンプレート(Jsonファイル)を作成する
基本的な仮想マシンの設定でARMテンプレートを作っています。
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- OSのUserとパスワードは平文で設定しています
- 設定値をvariablesで定義しています
- ネットワークインターフェースとOSディスク名はVM名を取得し設定しています
まず、最初に利用したいイメージ名(SKU)を取得し確認します。
Cent OSのVM作成時は、以下のコマンドで確認ができます。確認した値を元にテンプレートのSKUを設定します。
$location =“japaneast" Get-AzVMImageSku -Location $location -PublisherName “OpenLogic" -Offer “CentOS" |
第2世代のVM指定についてはこちらに記載しておりますので、併せて参考にして頂ければと。
Cent OS 7.5を指定したARMテンプレートを作ってみました。(VMNameや、addressPrefix等を正しい値にしないと、テンプレート保存時にエラーになります。)
{ “$schema": “https://schema.management.azure.com/schemas/2015-01-01/deploymentTemplate.json#", “contentVersion": “1.0.0.0", “variables": { “location": “japaneast", "vmName": “VM Name", "adminUsername": “testuser", "publisher": “OpenLogic", "nicName": “[concat(variables('vmName’),’_nic’)]", "diskName": “[concat(variables('vmName’),’_os_disk’)]", "storageAccountName": “storage Account Name" }, }, |
Windows SQL Serverの場合のARMテンプレートも作っております。併せて参考にして頂ければと。
テンプレート機能を使ってAzure VMをデプロイする
テンプレート機能にJSONテンプレートを登録します。以下の内容が表示されますので、名前と説明を入力しOKを表示します。
テンプレート画面が表示されますので、デフォルト表示されている内容を削除し、1)で作成したテンプレートをペーストしOKボタンをクリックします。
保存が完了したテンプレートを選択すると以下の画面が表示されますので、リソースグループ名を登録、使用条件に同意し、購入ボタンをクリックします。
Azure VMがデプロイされますので、デプロイが完了したらリソースに移動して確認します。無事完成しているかと思います。
Terraform利用した仮想マシンのデプロイはこちら。