Tera Termのインストールから文字化け対応まで
Tera Termのインストール手順から文字化けの対応方法について纏めてみました。
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- Tera Termのインストール
- Tera Termの文字化け状態を解消して英語表示
- Windowsのシステムロケール設定を変更して日本語表示
※仮想マシン(Azure VM)にTera Termをインストール、日本語化した時に文字化けするが事があったので備忘を兼ねて対応手順を纏めています。
※Windows 10を利用しています。Tera TermはVersion 4.106を利用しています。
Tera Termをインストール
Tera Termとは
リモートで仮想マシンやネットワーク機器に接続する際に利用されるターミナルエミュレーターです。
SSHなどを利用してリモートホストに接続する事が出来ます。
Tera Termのインストール手順
Tera Termは公式サイトからインストーラーをダウンロードしてインストールします。
TeraTerm公式サイト:Tera Term Home Page
インストーラーダウンロード:TeraTermProject/osdn-download
インストール手順 | |
ダウンロードサイトからインストーラーをダウンロードします。 ※公式サイトにGitHubからのダウンロードの記述があります。
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ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックします。 | ![]() |
セットアップ画面が表示されます。 ライセンス情報を確認します。 I accept the agreementを選択します。 Nextを選択します。 |
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インストールディレクトリの選択です。 特に理由がない場合はそのまま進めます。 |
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インストールコンポーネントの選択です。
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表示言語の選択です。 ※後で設定変更が可能です。文字化けが気になる場合はEnglishを選択します。 |
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OSのメニューフォルダー名の設定です。 変更したい理由が無ければそのまま進めます。 |
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ショートカットの作成やファイルの関連付け設定です。 適時選択します。 今回はそのまま進めます。 |
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インストール内容の確認画面です。 内容を確認して問題が無ければインストールを開始します。 |
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インストール完了画面です。 Launch Tera Termにチェックを入れるとFinish(完了)後Tera Termが起動します。 |
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Tera Termを起動すると接続画面が表示される事が確認出来ます。 | ![]() |
Tera Termの文字化け対応
Tera Termを日本語表示にすると文字化けする場合があります。
Tera Termの文字化けを解消する方法は2種類あります。
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- 英語表示にする
- Windowsのシステムロケール設定を変更して日本語表示にする
英語表示にして文字化け解消
文字化け状態になるとメニューが何なのかもわからない状態になります。
システムロケールを変更して日本語表示
WindowsのUnicode対応ではないプログラム言語(システムロケール)設定を変更する事でTera Termの文字化けを解消できます。
※Unicode対応ではないプログラム言語(システムロケール)の設定を変更しています。他のソフトに影響がある可能性もあります。変更する場合はご注意下さい。
まとめ
今回はTera Termのインストールから文字化け対応までの手順を纏めてみました。
文字化けに対応して日本語表示する為にはWindowsのUnicode対応ではないプログラム言語(システムロケール)設定でUTF-8のチェックを外す事で対応できる事が確認出来ました。
今後も色々試してみたいと思います。
Windows Server 2022の日本語化手順についてはこちらに纏めています。
Visual Studio Codeのインストールから日本語化までの手順についてはこちらに纏めています。