Windows Server 2022の仮想マシン(Azure VM)を日本語化
Azure MarketplaceからWindows Serverの仮想マシン(Azure VM)をデプロイをした場合OSの表示言語は英語になっています。
時刻も協定世界時(UTC)になっています。
日本語化して使いたいという場合も多いかと思います。
今回はWindows Server 2022(Datacenter Azure Edition)の仮想マシン(Azure VM)を例に日本語化手順を纏めてみました。
※2023年3月に手順をWindows Server 2022用に更新しています。
Windows Server 2022の日本語化手順
仮想マシン(Azure VM)デプロイ直後
仮想マシン(Azure VM)デプロイ直後の設定を確認します。
Windows Server 2022(Datacenter Azure Edition)の場合、表示言語は英語になっています。
時刻も協定世界時(UTC)になっています。
※Windows Serverの他のバージョンも英語です。
デフォルト状態 | |
リモートデスクトップ(RDP)で仮想マシン(Azure VM)に接続します。 表記が英語になっています。 時刻表示も協定世界時(UTC)になっています。 |
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Language Pack(日本語の言語パッケージ)の追加
デフォルト状態では日本語の言語パッケージがインストールされていません。
Language Pack(日本語の言語パッケージ)を追加します。
Time Zone(タイムゾーン)設定
Time Zone(タイムゾーン)を日本時間にします。
Time Zone(タイムゾーン)設定 | |
Date & Time(日付と時刻)を選択します。 (UTC+09:00)Osaka, Sapporo, Tokyoを選択します。 |
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Region(地域)設定
Region(地域)設定を日本にします。
※OSの日本語化とは直接関連しませんが念のため設定します。
Region(地域)設定 | |
Region(地域)を選択します。 Country or region(国または地域)でJapan(日本)を選択します。 |
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Administrative language settings(管理用言語の設定)
Administrative language settings(管理用言語の設定)を使ってWelcome画面(ようこそ画面)の表示言語や新しいユーザー作成時の言語設定をします。
再起動後の確認
再起動後に仮想マシン(Azure VM)にリモートデスクトップ(RDP)接続して確認します。
再起動後の確認 | |
表示が日本語化されています。 | ![]() |
Unicode対応ではないプログラム言語(システムロケール)設定の注意点
Unicode対応ではないプログラム言語(システムロケール)にあるワールドワイド言語サポートでUnicode UTF-8を使用にチェックを入れると、Tera Termを日本語化した場合に文字化けします。
Tera Term文字化けに関する対応手順についてはこちらに纏めています。
その他Googole Chromeの日本語化についてはこちらに纏めています。
最後に
Windows Server 2022での日本語化手順について纏めてみました。
Language Pack(日本語の言語パッケージ)のダウンロード、時刻の設定、地域設定、管理用言語の設定までの一通りの手順を纏めています。
バージョンにより細かい部分で手順に違いはありますが、設定すべき項目は大体同じ事が確認出来ました。
仮想マシンのイメージ化についてはこちらに纏めています。
Linux(Cent OS)の日本語化についてはこちらに纏めています。
Visual Studio Codeの日本語化についてはこちらに纏めています。