Zabbixユーザーのログイン失敗時のブロック設定や確認方法(試行回数やブロック期間)
Zabbixユーザーログインの試行回数やブロックの間隔(ユーザーがブロックされる期間)の設定方法です。
ブロックされているユーザーの確認方法、ブロック後の挙動や、ログイン失敗の履歴をデータベースで確認する方法についても紹介しています。
※Zabbix 7.0 LTS(7.0.29)の環境にて確認しています。
Zabbixユーザーのブロックに関する設定やブロックされたユーザーやログイン失敗状態の確認方法
ユーザーが連続してログイン失敗した場合は一定期間ログインがブロックされる
Zabbixには、ブルートフォース攻撃および辞書攻撃対策として、連続してログインに失敗したユーザーを一時的にブロックする機能が用意されています。
デフォルト設定では、ログインに5回連続で失敗した場合、30秒間ログインできなくなります。
ブロックされているユーザーの確認方法
ユーザー一覧から、ブロックされているユーザーを確認できます。
ログインの項目でブロックの有無を確認することができます。
| ブロックされているユーザーの確認方法 | |
| ユーザーのメニューを表示するとユーザーの一覧が表示されます。 ログインの項目に"ブロックしました"と表示されています。 |
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ブロックの間隔に設定された期間を経過すると自動的にブロックが解除される
ブロックの間隔に設定された期間が経過すると、ユーザーのログインがブロックされている状態は自動的に解除されます。
管理者が手動で解除する場合は、対象ユーザーのログインの項目に表示されている"ブロックしました"を選択します。
ステータスが正常に変更され、ブロックが解除されます。
ログインブロックの期間が経過して再度ログイン可能な状態になった場合でも、ログインの項目に"ブロックしました"と表示されたままとなることがあります。
これは、ユーザーが正常にログインするまでログイン状態が更新されないためです。
ユーザーが再ログインすると、表示が"正常"に更新されます。
また、正常に再ログインした場合、ログイン失敗の回数はリセットされます。
| ログインブロック間隔経過後の再ログインした場合の動作 | |
| 該当のユーザーがログイン後の画面にも、失敗している旨のメッセージが表示されます。 | ![]() |
| ログインのステータスが、正常に戻っていることを確認できます。 | ![]() |
ログインの試行回数やログインブロックの間隔は変更方法(設定方法)
ログインの試行回数(login_attempts)や、ログインブロックの間隔(login_block)は変更できます。
これらの設定は、管理の一般設定から変更します。
一般設定のその他の設定パラメータに、ログインの試行回数やブロック期間に関する設定項目があります。
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- ログインの試行回数(login_attempts) : 1~32回の範囲で設定
- ログインブロックの間隔(login_block) : 30~3,600秒の範囲で設定
| ログインの試行回数やログインブロックの間隔の設定箇所 | |
| 管理にある一般設定を選択します。 その他を選択します。 その他の設定パラメータの画面が表示されます。 ログインの試行回数や、ログインブロックの間隔に関する設定項目があります。 |
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ログインの失敗回数や最後のログイン失敗時間の確認方法(SQLでusersテーブルを確認)
ログインの失敗回数および最後にログインに失敗した日時は、usersテーブルで確認することができます。
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- attempt_failed : 連続したログイン失敗回数
- attempt_clock : 最後にログインに失敗した日時を示すUNIX時刻
- attempt_ip : 最後にログインに失敗したIPアドレス
例に示しているSQLは、データベースにPostgreSQL、データベーススキーマ名に、Zabbixを使用した場合の例です。
Unix時間で格納されているattempt_clockを、last_failed_atとして日時形式で表示するようにしています。
また、WHERE attempt_failed > 0として、ログインの失敗回数が1以上のユーザーのみ表示するようにしています。
| ログインの失敗回数や最後のログインの失敗時間を表示 | ||
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※手動でブロックを解除した場合は、attempt_failedの値が0に戻ります。
ブロックの間隔に設定した期間経過後に再度ログイン失敗した場合の動作
ログインブロックされている期間が経過した後に再度ログインに失敗すると、attempt_clock(SQL例の場合はlast_failed_at)の日時が更新されます。
ここで注意が必要なのは、再ログインに1回でも失敗すると、attempt_clockが更新される点です。
したがって、ブロック期間の経過後は、設定したログイン試行回数にかかわらず、1回でもログインに失敗すると再度ブロックの期間に入ります。
なお、ログインブロックされている間は何度ログインに失敗しても、attempt_failedおよびattempt_clockは更新されません。
| ブロック期間経過後に再度ログイン失敗した場合の動作 | ||
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最後に
今回は、Zabbixでユーザーのログイン失敗時に実行されるログインブロックの設定について確認してみました。
ログインの試行回数やログインブロックの間隔について、設定を変更できることが確認できました。
また、データベースのレコードを確認することで、ログイン失敗回数、最後にログインに失敗した日時、ログインに失敗したIPアドレスを確認できることが分かりました。
引き続き、いろいろ試してみたいと思います。
Zabbixのインストール関連の手順については、こちらで紹介しています。






