Azureストレージのファイル共有(Azure Files)でバックアップ、リストア、削除までをやってみた(バックアップ編)

Azureの汎用的なストレージ サービスには、BLPB、Files、Table、Queueの4種類があります。
その中でもAzure Files(ストレージアカウント)はフルマネージドでファイル共有の機能が提供されるサービスになります。

Azure Files とは(マイクロソフト社公式)

ファイル共有に関してはストレージアカウントのStandard V1、V2、Premiumで提供されています。
Azure FilesのバックアップはAzure Backup(Recovery Services コンテナー)でサポートされています。

Azure ファイル共有のバックアップについて(マイクロソフト社公式)

今回はAzureストレージでファイル共有(Azure Files)を作成、Recovery Servicesコンテナー作成、ファイル共有のバックアップ、リストアからリソース削除までの一連の流れを確認してみました。

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 Azure Filesのバックアップ事前準備設定

バックアップはRecovery Servicesコンテナーを使って実施

Azure Files のバックアップはRecovery Servicesコンテナーを使って実施します。その為事前にRecovery Servicesコンテナーを準備しておく必要があります。

なお、BLOBのバックアップはBackup Vaultを利用します。

Recovery Servicesコンテナーの作成

Azure Files バックアップ用のRecovery Servicesコンテナーを作成します。設定は環境に合わせて適時修正下さい。

Recovery Servicesコンテナーの作成
Recovery Servicesコンテナーのメニューで作成を選択します。

Recovery Servicesコンテナーの作成画面が表示されます。
資格情報コンテナー名、リージョンを選択します。リージョンはバックアップ対象のストレージアカウントと同じリージョンを選択します。

今回は資格情報コンテナー名はazure-files-backup-test-001としています。

確認および作成画面で内容を確認し問題が無ければ作成します。

※コメントが表示されている通りデフォルトはGeo冗長で論理削除が有効になっています。

これでRecovery Servicesコンテナーの作成が完了です。
次にRecovery Servicesコンテナー作成後の設定を行います。
今回は検証用ですのでローカル冗長無し、論理削除無効の設定にしています。
Geo冗長をローカル冗長に変更します。
ストレージレプリケーションの種類に関する設定はプロパティのバックアップ構成にあります。
バックアップ構成で更新をクリックします。
ストレージレプリケーションの種類をローカル冗長にし保存します。
次に論理削除の設定を行います。
論理削除の設定はプロパティのセキュリティ設定にあります。

論理削除を無効を選択し保存します。

これでRecovery Servicesコンテナーの事前準備作業は完了です。

Azure Filesでファイル共有を作成する

テスト用のストレージアカウント作成からファイル共有作成までを実施します。設定は環境に合わせて適時修正下さい。

ファイル共有作成
ストレージアカウントのメニューで作成を選択します。

ストレージアカウントの作成画面が表示されます。
ストレージアカウント名、地域、パフォーマンス、冗長性を選択します。地域はバックアップ対象のRecovery Servicesコンテナ-と同じ地域を選択します。

今回はストレージアカウント名をfilesbackuptest01としています。
パフォーマンスはStandard を選択しています。

ストレージアカウントでファイル共有の論理的な削除を無効にしています。
確認および作成をクリックしストレージアカウントを作成します。

※これはバックアップ設定の際に論理的な削除が有効になる事を確認する為に実施しています。通常はしなくても問題ないです。

ストレージアカウントを作成が完了したら、ファイル共有の作成を行います。

ストレージアカウントでファイル共有のメニューを表示します。
+ファイル共有を選択し新規作成します。
名前を入力したら作成をクリックします。

今回はbackup-testという名前で作成しています。

ファイル共有の作成が完了したらファイルをアップロードします。

先ほど作成したファイル共有を選択します。
アップロードをクリックし、ファイルのアップロードを行います。

今回はsample.txtというファイルをアップロードします。

アップロードが完了するとこのようにファイルが

 Azure ストレージアカウント ファイル共有(Azure Files)のバックアップ設定

ファイル共有のバックアップ設定はRecovery Servicesコンテナーとファイル共有とどちらからでも可能

2つの方法でバックアップ設定が可能です。

      • ストレージアカウントのファイル共有にあるバックアップから設定する方法
      • Recovery ServicesコンテナーからAzureファイル共有を選択してバックアップ設定する方法

どちらからでも設定可能ですが、ストレージアカウントのファイル共有から設定する場合は別のファイル共有の設定は出来ません。

Recovery Servicesコンテナーからファイル共有のバックアップ設定

Recovery ServicesコンテナーからAzure ファイル共有のバックアップ設定をやってみます。

Recovery Servicesコンテナーでバックアップ設定
Recovery Servicesコンテナーの概要でバックアップを選択します。
何をバックアップしますか?でAzure ファイル共有を選択し、バックアップをクリックします。

バックアップの構成画面が表示されます。
ストレージアカウントで選択をクリックするとストレージアカウントの選択が表示されます。ストレージアカウントを選択しOKをクリックします。

ストレージアカウントが表示されない場合はこちらを確認願います。(少しタイムラグがあるようです。)

バックアップ対象のファイル共有を選択します。
先ほど作成したファイル共有(backup-test)を選択します。

バックアップポリシーの選択になります。
ポリシーを編集をするをクリックします。

ポリシーの作成画面が表示されますので、ポリシー名、バックアップスケジュール、保有期間の範囲を設定します。

今回は、file-backup-policyという名前で毎日14時にバックアップ、30日間保管と言う設定にしています。

これバックアップ設定が完了です。

Azure Filesのバックアップスケジュールは時間帯での指定が可能

Azure Filesのバックアップスケジュールですが時間単位での指定が可能です。

ファイル共有でのポリシー設定

バックアップポリシー設定画面のバックアップスケジュール頻度で時間単位を指定する事で設定可能です。

最短で4時間単位でバックアップが可能なようです。

ストレージアカウントのファイル共有からバックアップ設定

同様にストレージアカウントのファイル共有からもバックアップ設定が可能です。

ファイル共有でのバックアップ設定

バックアップ対象のファイル共有を選択します。
操作にあるバックアップを選択します。
バックアップの設定画面が表示されます。
先ほど作成したRecovery Servicesコンテナーを選択しバックアップポリシーを作成選択する事で同様の設定が可能です。

※バックアップポリシーで設定できる内容はRecovery Servicesコンテナーの場合と同じです。
※メッセージに表示されていますが、ストレージアカウントのファイル共有がバックアップ有効化と同時に有効になります。

バックアップ設定はこれで完了です。

Azure Files のバックアップ確認

Azure Filesのバックアップの確認を行います。Recovery Servicesコンテナーで確認してみます。

バックアップ確認
Recovery Servicesコンテナーでバックアップアイテムのメニューを表示します。
Azure Storage(Azure Files)を選択します。

バックアップアイテムの一覧が表示されます。
先ほど作成したバックアップが取得されている事が確認出来ます。

※今回は初回バックアップ後に確認しています。初回バックアップ前の場合は今すぐバックアップする事で同様に確認する事が出来ます。

Azure Files のバックアップジョブ確認

Azure Filesのバックアップの詳細を見たい場合は、バックアップジョブ確認を行います。

バックアップジョブ確認

Recovery Servicesコンテナーで監視にあるバックアップジョブのメニューを表示します。

OperationのBackupにCompletedが表示されており、バックアップジョブが正常終了している事が確認出来ます。

バックアップセンターでもAzure Filesのバックアップ確認が出来ます

Azureではバックアップの一元管理のサービスとしてバックアップセンターが提供されています。こちらでもバックアップに関する確認が出来ます。

バックアップセンターでの確認
バックアップセンターを表示します。
データソースの種類でAzure Files(Azure Storage)を選択します。
そうするとバックアップのジョブの状況やバックアップ構成の状況を一覧で確認出来ます。

バックアップジョブのメニューを選択し表示します。
バックアップ取得状況を確認する事が出来ます。

次回はリストアから削除をやってみます。