DatadogとAzure接続してリソース取得
Datadogはマルチクラウド対応の監視サービス(SaaS)で、AzureやAWS等のパブリッククラウドの監視がサービス提供されています。無料アカウントを作成すれば、2週間すべての機能を利用する事が出来ます。
Azureでは仮想マシンといったIaaS環境だけではなく、サーバレスのサービス等のPaaSも監視する事が出来ます。
DatadogとAzureテナント接続を行いAzure のメトリック情報取得を試してみました。実施にあたってはDatadogマニュアルを参考に実施しております。
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- AzureとDatadog接続に必要な設定内容
- AzureテナントでのDatadog用のサービスプリンシパル作成(別記事で実施)
- DatadogでAzureテナントへの接続設定
- AzureとDatadog接続に必要な設定内容
Azureテナント側でのサービスプリンシパル作成についてはこちら。
Datadogエージェントを使ったリソース情報取得はこちらで試しております。
DatadogでAzureテナントへの接続設定
DatadogでAzureテナントへの接続設定を行います。
Datadogの無料アカウントは作成済みの前提とします。
1)Datadogにログインし、Integrationsのメニューを選択すると下記画面が表示されます。Azureを選択します。(監視する内容関係なく、一番最初はAzureへの接続設定が必要になります。)
2)Azure Integrations画面が表示されます。
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- Tenant ID:アプリケーションの画面で確認したテナントID
- Client ID:アプリケーションの画面で確認したクライアントID
- Client Secret:アプリケーションの画面で確認したシークレット値
- Optionaliy limit metrics collection to hosts with tag:監視対象に設定したTAG
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※TAGを設定しない場合、すべて監視対象となる為注意が必要です。
値を入力し、Install Integrationをクリックすると設定完了です。
DatadogでAzureリソースが見えているかを確認する
Data DogでAzureテナントへの接続設定が終わると、特に設定なく監視が開始されます。
そのため、監視対象側でタグ設定を行い、監視対象を絞るなどといった設定が必要になります。
Application Gatewayを例にアラート設定を試してた記事はこちら。