Windows ServerやLinux(Cent OS)へのDatadog Agentのインストール手順纏め
マルチクラウド対応の監視サービス(SaaS)の1つにDatadogがあります。
Datadogではエージェントレスでクラウドリソース情報取得や監視もできますが、仮想マシン(Azure VM)の場合はエージェントを入れたリソース情報取得も可能です。
エージェントを入れる事によりログ取得や監視以上の情報取得が出来ます。
今回はCent OSとWindowsへの仮想マシン(Azure VM)へのDatadogのエージェントインストール手順を纏めてみました。
Datadogの無料アカウント作成やAzureテナント登録設定についてはこちらに纏めています。
併せて見て頂けると有難いです。
Cent OSにDatadog Agentをインストール
インストール手順を確認
公式サイトの記事を参考にしながら進めます。
Agentのインストール手順はIntegrationsのAgentにOS等の収集対象リソースごとに記載があります。
OS上でAgentインストールコマンドを実行
OS上でコピーしたインストールコマンドを実行します。
自動的にパッケージがインストールされます。
インストール後Agentは自動起動します。
ステータスの確認コマンドの詳細などは下記サイトを参照願います。
コマンド(CentOS 用 Agent の基本的な使用方法)
Agentインストール後の確認
AgentインストールしてしばらくするとInfrastructure Listに仮想マシン(Azure VM)のホスト名が表示されます。
※仮想マシン(Azure VM)のAgent IDのリソースも重複して表示されます。実際のリソース情報取得はAgent側で実施されています。Agentインストールから表示期間(画面サンプルの場合は2時間)を経過すると表示されなくなります。
Agentインストール後の確認 | |
Agentをインストールした仮想マシン(Azure VM)のホスト名が表示されています。 | |
メトリクスが取得されている事も確認出来ます。 |
Datadog API Key確認方法
Datadog のAPI Key確認はOrganization SettingsのAPI Keyのメニューから出来ます。
API Key確認 | |
Organization SettingssのAPI Keyを選択します。 API Keyの一覧が表示されます。 確認したいAPI Keyを選択します。 |
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API Keyをコピーして確認出来ます。 |
Windows ServerにDatadog Agentをインストール
インストール手順を確認
公式サイトの記事を参考にしながら進めます。
Agentのインストール手順はIntegrationsのAgentにOS等の収集対象リソースごとに記載があります。
Windows ServerのAgentインストール手順 | |
Datadog のメニューでIntegrationsのAgentを選択します。 Windowsを選択するとインストール手順が表示されます。 Select API Keyを選択します。 |
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利用するAPI Keyを選択します。 Use API Keyを選択します。 |
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API Keyが設定されたインストールコマンドが表示されます。 GUI、コマンドプロンプト、PowerShellを使ったインストール手順が核に出来ます。 |
Windows ServerにDatadog Agentをインストール
今回はGUIを利用してDatadog Agentをインストールします。
Windows Serverは2022を利用しています。
Datadog Agentインストール(Windows Server) | |
Datadog Agent Installerを選択してインストーラーをダウウンロードします。 |
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ダウウンロードされたDatadog Agentのインストーラーを開きます。 | |
セットアップウィザードが表示されます。 Nextを選択します。 |
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License Agreement画面です。 確認し問題無ければAgreementのチェックを入れてセットアップを進めす。 |
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カスタムセットアップの選択画面です。 インストールディレクトリ等が選択出来ます。 デフォルトのまま次に進みます。 |
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API Key入力画面です。 コピーしたDatadog API Keyを入力します。 |
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Region入力画面です。 ※デフォルトは”datadoghq.com”になっているので修正します。 |
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Datadog AgentのUser Account設定です。 デフォルト(未入力)のまま進めます。 |
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インストールを実行します。 | |
完了画面です。 ※Launch Datadog Agent Managerにチェックを入れるとDatadog Agent Managerが表示されます。 |
Datadog Agent Manager
Datadog Agent Managerを使うと設定ファイルの確認やAgentのステータス確認が出来ます。
Windows 用 Datadog Agent Manager
Datadog Agent Manager | |
StatusでAgentの詳細情報等が確認出来ます。 | |
Checks Summaryを選択するとリソースメトリクス取得状況が確認出来ます。 |
Agentインストール後の確認
AgentインストールしてしばらくするとInfrastructure Listに仮想マシン(Azure VM)のホスト名が表示されます。
※仮想マシン(Azure VM)のAgent IDのリソースも重複して表示されます。実際のリソース情報取得はAgent側で実施されています。Agentインストールから表示期間(画面サンプルの場合は2時間)を経過すると表示されなくなります。
Agentインストール後の確認 | |
Agentをインストールした仮想マシン(Azure VM)のホスト名が表示されています。 | |
メトリクスが取得されている事も確認出来ます。 |
最後に
仮想マシン(Azure VM)を例にDatadog Agentのインストール手順について纏めてみました。
Datadog Agentを利用する事でメトリクス情報だけではなく、ログ収集やプロセス情報の確認など多様な機能が利用出来ます。
今回はWindows ServerとCent OSでやっていますが他のOSやAKS環境でもDatadog Agentが出来ます。
引き続きDatadogの機能について色々試してみたいと思います。
Datadog Agentから収集したメトリクスを使った監視設定はこちら。
Datadog Agentを使ったログ収集設定についてはこちらに纏めています。
Datadog Agentを利用したプロセス情報の取得についてはこちらで纏めています。
ライブプロセスを使った監視設定についてはこちらに纏めています。