Azure VM(CentOS 7)からBlobfuseを利用してBlobストレージをマウントする
Azure VM(Cent OS 7) からのBlobストレージマウントを利用検証してみました。
今回はAzure上のLinuxからBlobストレージのマウントにBlobfuseを利用してみました。
Azure VM (Cent OS 7) に追加した、Standard SSDのデータディスクをキャッシュディスクとして利用して試してみました。
ディスクの追加やマウントは、下記に記載させて頂きましたので併せて参考にして頂ければと思います。
Cent OS 7にBlobfuseをインストールする
以下のサイトを参考にBlobfuseをインストールしました。RPMファイルのダウンロード、インストールを行った後に、Blobfuseのパッケージをyumでインストールしています。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/blobs/storage-how-to-mount-container-linux
[root@test-01]# rpm -Uvh https://packages.microsoft.com/config/rhel/7/packages-microsoft-prod.rpm #今回は、CentOS7なので6→7へ変えてます。(6用と7用のパッケージは異なるそうです。)(関連パッケージも一緒に入ります。) [root@test-01]#yum -y install blobfuse |
Blobfuseを設定する
主な手順は3つの作業になりました。
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- ディレクトリ作成、マウント
- ストレージアカウントのアクセスキーの設定
- Blobストレージのマウント
追加したSSDのデータディスクをキャッシュとして利用している為、マイクロソフト様の例とは手順が若干手順が異なります。
#事前にSSDをデータディスクとして追加し、フォーマット等を完了させています。(今回は/mnt/ramdiskにSSDをマウントし、キャッシュとして利用します。) [root@test-01]#mkdir /mnt/ramdisk #Blobfuseキャッシュ用のディレクトリです。 [root@test-01]#mount /dev/sdc1 /mnt/ramdisk [root@test-01]#mkdir /mnt/ramdisk/blobfusetmp [root@test-01]#mkdir /var/blobfuse #Blobストレージマウント用のディレクトリです。 #設定ファイルを作成します。今回は、/etc/の配下に設定ファイルを作成してます。 #今回はblobfuseでマウントポイントを/var/blobfuseとして、Blobストレージをマウントしています。 #マウントされたかどうかを確認します。サイズは、キャッシュのサイズが表示されます。(実際に使用する容量分のキャッシュが必要です。) ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 |
実際に利用してみての感じ
今のところ非常遅い感じです。またキャッシュが悪さしているのか、共有領域が更新されない等もありました。何かチューニングポイントがありそうな気もするので色々探してみたいと思います。