Rocky Linuxへのディスク追加手順(標準パーティションのAzure VMの場合)

2019-10-14Azure,Managed Disks,Others,Rocky Linux/CentOS,Virtual Machines

Rocky Linuxの仮想マシン(Azure VM)へディスクを追加する手順です。

標準のパーティション管理を使用したRocky Linuxにディスクを追加して、OSから使えるようにするまでの手順を紹介しています。
パーティション作成、XFSファイルシステムの作成、マウントまでの一連の手順について確認しています。

※NVMeタイプの仮想マシンを利用して検証しています。
※本記事内では、Azure Virtual Machines(Azure VM)を仮想マシンとして表記しています。
※本記事内では、Azure Managed Disks(マネージドディスク)をディスクとして表記しています。
※Rocky Linux release 9.6 (Blue Onyx)の仮想マシンを利用しています。
※パーティションテーブルには GPT(GUID Partition Table)を利用しています。

LVMを使用している場合の手順については、こちらで紹介しています。

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データディスクの作成から仮想マシン(Azure VM)への追加までの手順

ディスクのリソース作成から仮想マシンへのアタッチ(追加)までの手順については、こちらで紹介しています。
今回は仮想マシンにデータディスク(32GiB)を追加しています。

Rocky Linux(標準のパーティション管理)の仮想マシンへディスクを追加して利用するための手順

マイクロソフト公式サイトの手順を参考に進めます。

ポータルを使用して Linux VM にデータ ディスクを接続する

パーティション作成、ファイルシステムの作成、マウントの手順で進めます。

追加したディスクの認識状況を確認

lsblk、gdisk、df コマンドを利用して、追加されたディスクの認識状況を確認します。
追加したディスクは/dev/nvme0n2として認識されていることが確認できます。
パーティションは未作成であり、OSからもマウントされていない状態であることが分かります。

    • lsblk : ブロックデバイスの情報を一覧表示
    • gdisk : パーティション情報の一覧表示および編集(GPTパーティションテーブルを持つディスク)
    • df : マウントされているファイルシステムの空き領域を表示

[root@vm-01 ~]# lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
nvme0n1 259:0 0 10G 0 disk
├─nvme0n1p1 259:1 0 2M 0 part
├─nvme0n1p2 259:2 0 100M 0 part /boot/efi
├─nvme0n1p3 259:3 0 1000M 0 part /boot
└─nvme0n1p4 259:4 0 8.9G 0 part /
nvme0n2 259:5 0 32G 0 disk # デバイスとして認識されています

[root@vm-01 ~]# gdisk -l /dev/nvme0n2
Total free space is 67108797 sectors (32.0 GiB)

Number Start (sector) End (sector) Size Code Name
# パーティション未作成状態のため何も表示されません

[root@vm-01 ~]# df -Th 
Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/nvme0n1p4 xfs 8.9G 1.1G 7.8G 13% /
/dev/nvme0n1p3 xfs 936M 262M 675M 28% /boot

※コマンド実行結果は抜粋して記載しています。

パーティションを新規作成

パーティション作成には、partedコマンドを利用します。
今回は、追加したディスクの全領域を1つのパーティションとして利用しています。
パーティション名(ラベル)は、data-disk-01としています。

    • parted : パーティションの作成や削除、サイズ変更、情報表示
      • mklabel : パーティションテーブルのラベル(GPTなど)を指定して新規作成
      • mkpart : パーティションを作成

※今回は、確認しながら作業を進めるため、1つずつコマンドを実行しています。
※partprobeは、パーティションテーブルの作成をシステムに認識させるために使用しています。自動で認識する場合が多いですが、念のため実行しています。

[root@vm-01 ~]# parted /dev/nvme0n2
GNU Parted 3.5
Using /dev/nvme0n2
Welcome to GNU Parted! Type 'help’ to view a list of commands.
(parted) mklabel gpt
(parted) print
Model: MSFT NVMe Accelerator v1.0 (nvme)
Disk /dev/nvme0n2: 34.4GB
Sector size (logical/physical): 512B/4096B
Partition Table: gpt # パーティションテーブルが作成されています
Disk Flags:

Number Start End Size File system Name Flags

(parted) mkpart “data-disk-01" xfs 0% 100%
(parted) print
Model: MSFT NVMe Accelerator v1.0 (nvme)
Disk /dev/nvme0n2: 34.4GB
Sector size (logical/physical): 512B/4096B
Partition Table: gpt
Disk Flags:

Number Start End Size File system Name Flags
1 1049kB 34.4GB 34.4GB xfs data-disk-01 # パーティションが作成されています

(parted) quit
[root@vm-01 ~]# partprobe /dev/nvme0n2
[root@vm-01 ~]# lsblk /dev/nvme0n2
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
nvme0n2 259:5 0 64G 0 disk
└─nvme0n2p1 259:6 0 64G 0 part
# パーティションが作成されています

※公式サイトの手順は、–script(ーs)オプションを利用した方法となっています。引数にコマンドを指定することで対話せずにpartedコマンドを実行できます。
※コマンド実行結果は抜粋して記載しています。

XFSファイルシステムを新規作成

作成したパーティションにファイルシステムを新規作成します。
ファイルシステムにはxfsを利用します。

    • mkfs.xfs : XFSファイルシステムの作成

[root@vm-01 ~]# mkfs.xfs /dev/nvme0n2p1
meta-data=/dev/nvme0n2p1 isize=512 agcount=4, agsize=2097024 blks
Discarding blocks…Done.

※コマンド実行結果は抜粋して記載しています。

ファイルシステムをOSからマウント

XFS形式で作成したファイルシステムをOSからマウントします。
マウントすることで、追加したディスクをOSから利用できるようになります。
マウントポイントは/datadisk01としています。

    • mount : ファイルシステムをマウント
    • findmnt : 現在マウントされているマウントポイントやデバイス情報を表示

ファイルシステムのマウントについては、Red Hat社のサイトに詳しい説明があります。

[root@vm-01 ~]# mkdir /datadisk01
[root@vm-01 ~]# mount /dev/nvme0n2p1 /datadisk01
[root@vm-01 ~]# findmnt –type xfs
TARGET SOURCE FSTYPE OPTIONS
/ /dev/nvme0n1p4 xfs rw,relatime,seclabel,attr2,inode64,logbufs=8,logbsize=32k,noquota
├─/boot /dev/nvme0n1p3 xfs rw,relatime,seclabel,attr2,inode64,logbufs=8,logbsize=32k,noquota
└─/datadisk01 /dev/nvme0n2p1 xfs rw,relatime,seclabel,attr2,inode64,logbufs=8,logbsize=32k,noquota # 追加されています

[root@vm-01 ~]# df -Th | grep datadisk01
Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/nvme0n2p1 xfs 32G 261M 32G 1% /datadisk01 # 追加されています

※コマンド実行結果は抜粋して記載しています。

fstabに追記してファイルシステムのマウントを永続化

mountコマンドのみでは一時的なマウントとなり、OS再起動後はマウントが解除されます。
/etc/fstabに追記することで、マウントを永続化(再起動時にもマウント)できます。
fstabで指定するUUIDはlsblkコマンドで確認できます。

ディスクを取り外してしまうと、マウントエラーが発生し、OSが起動できなくなることがあります。
fstabに追記する際にnofailオプションを追加することで、ディスクを取り外してもOSが正常に起動できるようになります。

 /etc/fstabへのファイルシステムの追加については、Red Hat社のサイトに詳しい説明があります。

[root@vm-01 ~]# lsblk –fs /dev/nvme0n2p1
NAME FSTYPE FSVER LABEL UUID FSAVAIL FSUSE% MOUNTPOINTS
nvme0n2p1 xfs affe9533-d6a7-4ffb-9f41-bfa264e3170a 31.7G 1% /datadisk01

[root@vm-01]# vi /etc/fstab

###fstabへの追記内容###
UUID=affe9533-d6a7-4ffb-9f41-bfa264e3170a /datadisk01 xfs defaults,nofail 1 2

# OS再起動後にマウント状況を確認
[root@vm-01 ~]#
df -Th

Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/nvme0n2p1 xfs 32G 261M 32G 1% /datadisk01

※コマンド実行結果は抜粋して記載しています。

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最後に

Rocky Linuxの仮想マシンにディスクを追加して利用開始するまでの手順を確認しました。
引き続き、いろいろ試してみたいと思います。

Windows Serverの仮想マシンへのデータディスク追加手順は、こちらで紹介しています。

ディスクのサイズを変更する場合の手順は、こちらで紹介しています。

Rocky Linuxでディスク容量を拡張する場合の手順は、こちらで紹介しています。

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