Logic AppsのワークフローでサブスクリプションIDを取得

Azure,Logic Apps

Azure Logic Appsのワークフロー内のアクションでサブスクリプションIDを取得する方法のご紹介です。

Logic AppsにはAzure Resource Managerというコネクタがあります。
この中にサブスクリプションを読み取るアクションがあります。
ワークフロー内で利用する事も多いサブスクリプションIDの取得手順について確認してみました。

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Azure Logic AppsのワークフローでサブスクリプションIDを確認

システム割り当てマネージドID設定

Azure Logic Appsにサブスクリプションの情報を読み取る権限を割り当てます。

Azure Logic Apps でマネージド ID を使用して Azure リソースへのアクセスと接続を認証する

今回はシステム割り当てIDを利用しています。

システム割り当てIDの割り当て
ロジックアプリの左側のメニューでIDを選択します。
状態をオンにして保存します。
確認メッセージが表示されるのではいを選択します。

Azure ロールの割り当てを追加します。
ロールの割り当ての追加を選択します。
スコープにはサブスクリプションを選択します。
対象をサブスクリプションを選択し役割を割り当てます。

※役割は適時選択します。今回は監視閲覧者を割り当てます。

Logic Appsの概要やリソース作成手順についてはこちらで紹介しています。
コネクタ、アクション、トリガーの概要についても記載しています。

Azure Resource ManagerコネクタにサブスクリプションID読み取るアクションがある

Azure Resource Managerにサブスクリプションを読み取りアクションがあります。
ワークフローを作成してアクションの設定について確認します。

※確認用のワークフローのトリガーには繰り返しを設定しています。

ロジックアプリデザイナー設定

左側のメニューでロジックアプリデザイナーを選択します。
繰り返しを選択します。
間隔は1ヶ月としています。

Azure Resource Managerのサブスクリプションを読み取るのアクションを選択します。

マネージドIDを使用して接続するを選択します。
接続名を入力します。
システム割り当てマネージドIDを選択します。
作成を選択します。
サブスクリプションを選択します。

ワークフローを保存します。

サブスクリプションを読み取るアクションの実行結果を確認

トリガーを実行してアクションの動作結果を確認します。

実行結果確認
トリガーを実行します。
ワークフローが完了すると緑のチェックが表示されます。
サブスクリプション読み取るアクションの出力結果です。
ID、サブスクリプションID、表示名等を取得出来ています。

最後に

Logic AppsのワークフローでサブスクリプションIDを取得するアクションについて確認してみました。
Azure Resource Managerのコネクタを利用して取得できる事が分かりました。
ワークフロー内でサブスクリプションIDを使う事もあると思うのでこのアクションは便利かと思いました。

Logic Appsのワークフロー内でKey Vaultのシークレットを参照する手順についてはこちらに纏めています。
この中で取得した値を非表示(セキュリティで保護された出力)にする方法についても紹介しています。

Logic Appsのワークフロー内で日付や時刻取得に関するアクションについてはこちらで紹介しています。

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