CentOS 7のClam AntiVirus設定をSedコマンドを使って楽に出来るようにしてみた
CentOS 7で、Clam AntiVirusをセットアップしてたのですが、設定ファイルの書き換えも毎回同じなので、楽にできるようにしてみようとSedコマンド等により一気に出来るように試してみました。
Clam AntiVirusセットアップ自体は、下記記事を参考にしています。(非常によく記載されています。)
https://centossrv.com/clamav.shtml
コピペでClam Avをセットアップ
複数台セットアップする際を想定して、vi等でファイルを開くのではなく、Sedコマンドを中心に設定ファイルを書き換えるようにしてみました。
【注意】Proxyサーバを利用しない場合は、3)の項目を削除してください。
# 1)パッケージインストール yum install -y epel-release # 2)設定ファイルの編集 cp -p /etc/freshclam.conf /etc/freshclam.conf.`date “+%Y%m%d"` # 3)Proxy経由でアクセスする場合(Proxyサーバを利用しない場合はこの項目は削除してください。) sed -i -e “s/^#HTTPProxyServer myproxy.com/HTTPProxyServer ”Proxyサーバ名”/g" /etc/freshclam.conf # 4)ウイルス定義ファイル自動更新設定ファイル編集 cp -p /etc/sysconfig/freshclam /etc/sysconfig/freshclam.`date “+%Y%m%d"` # 5)Clam AntiVirus設定ファイル編集 cp -p /etc/clamd.d/scan.conf /etc/clamd.d/scan.conf.`date “+%Y%m%d"` # 6)ウイルス定義ファイル更新 #7)Clam AntiVirus起動 #8)サービス自動起動設定とサービス起動 #9)定期実行ファイルを作成(#設定ファイル以下の行がファイルの内容になりますので、すべて削除せずに張り付けます。) cat << 'EOF’ > /etc/cron.daily/clamdscan # スキャン実行 # ウイルス検知時のみroot宛にメール通知 # スキャンログをシスログに出力 #10)定期実行ファイルに実行権限を付与する。 chmod +x /etc/cron.daily/clamdscan #11)検索除外ディレクトリを追加する。必要なもの適時追加してください。 |
【注意】お手軽に使うためのものです
複数台セットアップする場合は、事前に準備した設定ファイルを配布したり、最初からセットアップしたイメージ展開の方がよいと思います。実際、そっちの方が格好良いと思います。今回は、お手軽にセットアップする手段として、こういう方法もあるかなぁ・・・と思いやってみました。
※設定内容を確認したい場合は、適時catコマンドでファイル表示してください。