初めてのSelenium(インストール、Pythonスクリプト、ブラウザテストまでの手順)
Seleniumを使ってブラウザテストを行うまでの手順です。
Windows環境でPythonを使用する場合の手順を確認しています。
ブラウザにはGoogle Chromeを利用しています。
今回は、Seleniumを初めて利用する方向けに、Pythonのインストール、ChromeDriverのセットアップ、Seleniumパッケージのインストール、ブラウザテストを実行するためのPythonスクリプト作成および実行までの一連の手順を紹介しています。
Seleniumのセットアップ手順(概要、ChromeDriver、パッケージインストール)
Seleniumとは?
Seleniumは、Webブラウザの画面操作を自動化するためのツールです。
主な用途はWebアプリケーションの自動テストですが、定型作業の自動化などにも利用可能です。
Pythonなどのコードを用いて、ChromeなどのWebブラウザに対してクリック、入力、画面遷移、情報取得などの操作を実行できます。
ブラウザの操作はWebDriverを介して行います。
※Googleなど一部のWebサイトでは、Seleniumによるアクセスがボットとして検知される場合があります。利用する際は注意してください。
今回使用した環境
今回は、Windows Server 2025の環境を利用しています。
ブラウザはChromeを利用する形にしています。
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- 使用したバージョン
- Python : 3.14.3
- Selenium : 4.40.0
- ChromeDriver : 145.0.7632.45
- 使用したバージョン
Pythonのインストール
Pythonのインストール手順については、こちらで紹介しています。
ChromeDriverのダウンロード
SeleniumはWebDriver経由でブラウザを操作します。
Google Chrome向けには、ChromeDriverが提供されています。
テストや自動化の命令を受け取り、クリック・入力・画面遷移などをChromeに実行させます。
なお、基本的にはChrome本体とChromeDriverのバージョン互換性を合わせる必要があります。
| ChromeDriverのダウンロード | |
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Chrome for Testingの可用性ダッシュボードからダウンロードします。 Chrome for Testing availability Stableを選択します。 |
【ChromeDriver のスタートガイド】![]() |
【Chrome for Testing availability】![]() |
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ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、chromedriver.exeというファイルが作成されます。 |
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ブラウザのバージョンは、設定から確認できます。 |
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Windowsのシステム環境変数にChromeDriverのパスを追加
システム環境変数に、ChromeDriverを呼び出すためのパス設定を追加します。
Python仮想環境を作成してSeleniumをインストール
Seleniumをインストールします。
まずプロジェクト用のPython仮想環境を作成して有効化します。
仮想環境内のpipを更新したうえで、Seleniumパッケージをインストールします。
今回は、C:\dev\python\selenium 配下に.venvという仮想環境を作成しています。
テスト用の設定ですので、適時変更してください。
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Seleniumを利用してブラウザテストを行うための手順
ブラウザテストを実行するためのPythonスクリプトを作成
ChromeDriverのスタートガイドを参考に、Pythonスクリプトを作成します。
今回は、chromedriverサイトのGetting startedの記載内容を一部変更して利用しています。
※Seleniumを使ってGoogle検索を行うとボット扱いされてしまいます。そのためURLを変更しています。
| ブラウザテスト用のコードを作成 | ||
| VS Codeなどのエディタを使って、Pythonスクリプトを作成します。 今回は、test.pyというファイル名で保存しています。 |
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seleniumを使ってブラウザテストを実行
Pythonスクリプトを実行します。
| 作成したコードを実行 | ||
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pythonスクリプトを実行します。 |
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![]() |
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最後に
今回は、Windows環境にSeleniumをセットアップする手順を確認しています。
PythonのインストールからChrome(ChromeDriver)の準備、Seleniumパッケージのインストール、動作確認用のPythonスクリプトの作成・実行まで、一連の流れをまとめています。
今回は基本的な内容のみですが、Seleniumを使うとフォームへの値入力、ボタン操作、画面遷移、要素の取得など、さまざまなブラウザ操作を自動化できます。
引き続き、いろいろ試してみたいと思います。
Playwright for Pythonを使ってブラウザテストを行うための手順については、こちらで紹介しています。
Python関連の記事については、こちらで紹介しています














